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Toundra / Hex

2021-12-14 | Rock&Pops
<発売日>2022/1/14予定 

<JAN(規格番号)>0194399435823 

<内 容>
スペインのインスト・ポストロックバンド=TOUNDRA(ツンドラ)憎しみのない未来を願う8作目のスタジオアルバム『Hex』

スペインのマドリッド出身の4人組ポストロックバンドTOUNDRA(ツンドラ)。彼らにとっても2020年のパンデミックは、ツアーが中止となるなど予期せぬ厳しい現実を突きつけた。そんな異常な状況のなか、バンドは新曲の制作とレコーディングに焦点を当てた活動を続ける決断をする。『Hex』と名付けられた最新作は、2つの側面を持っている。A面は“El Odio(Hatred)”というタイトルの22分間の壮大なるシングル曲だ(トラック上は“El Odio. Parte I”から“El Odio. Parte III”まで続く3部構成)。憎しみという意味をもつ“El Odio(Hatred)”に関してEsteban Girónは、「私は34年間の人生において、最近まで怒りの中で生きてきた。世の中に怒りを持つことで、人生を前進させることができたからね。それは、“もっとこうすればいいのに”という終わりなき悔しさや尽きることのない不満だ。私は世の中に怒ることが、自分を取り巻く環境や人々の生活を改善するため、愛する人たちの生活を向上させるための唯一の方法だと信じていた。しかし、怒りの中で生きていると、簡単に暗い場所に引き寄せられる。怒るには人生は短すぎるよ。“El Odio(Hatred)”は、生まれたときから人間は無数の衝動に襲われていて、それが愛ではなく憎しみにつながっていることを説明する意欲的な曲になったよ。ただ、憎しみよりも愛によって人間は進歩し、成長することができるんだ。俺たちは子供たちに、私たちが信じている世界よりも幸せに暮らして欲しいと願っている。もし我々が、憎しみ、人種差別、不寛容を容認すれば、愛する子供たちが奴隷的な生活を送り苦しむことになってしまうんだ」と語る。A面に続いてB面は新曲で構成されている。これまでリリースした作品で聴ける典型的なスタイルの楽曲“Ruinas (Ruins)”、エレクトロ音楽からの影響を感じさせるギターのループが印象的な“La Larga Marcha (The Long March)”、“Watt”はこの作品で初めて4人のメンバーが部屋で一緒に制作した楽曲で、サックスはKING CRIMSONからインスピレーションを受けたものだ。そしてその名の通りアルバムを締めくくる“Fin”で作品は幕を閉じる。マドリッドとカンタブリア海岸を頻繁に行き来しながらバンドは、前代未聞の状況を受け入れ、最終的にその経験をインスピレーションにして、これまでなかった作品を作ることに成功した。TOUNDRA は、2022年に今作のツアーを行い60本以上のショウを予定している。

<TOUNDRA >
Alberto Tocados - bass, synths
Álex Pérez - drums, piano
David López “Macón” - guitars, synths
 Esteban Girón - guitars

◆El Odio Part 1 (OFFICIAL VIDEO)
https://youtu.be/U9KcDdExPIM