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THE HUMAN LEAGUE / OCTOPUS (SPECIAL EDITION) [2CD]

2020-02-07 | Rock&Pops
<発売日> 2020/3/6予定

<JAN(規格番号)> 0190295402334

<内 容>
シンセポップの先駆者として80年代大きな人気を集めたヒューマン・リーグ。 1995年のイースト・ウエスト・レコーズ移籍第一弾となる通算7作目『OCTOPUS』が発売25周年を記念して、ボーナス・ディスクを加えた2枚組”スペシャル・エディション“をリリース!! CD2には何と!YMOとのコラボレーションEPから「KIMI NI MUNE KYUN」と「BEHIND THE MASK」も収録!!!

シンセポップの先駆者として80年代大きな人気を集めたヒューマン・リーグは、自身通算7作目とナルスタジオ・アルバム『OCTOPUS』をリリースしたのは、今から25年前となる1996年1月23日のこと。そして2020年、そのアルバムが発売25周年を記念してリイシューされる。

1995年、長年在籍していたヴァージン・レコーズから、ワーナーミュージック傘下のイースト・ウエスト・レコーズと契約したヒューマン・リーグ。その彼らが、移籍第1弾アルバムとしてリリースしたのが、7作目となる『OCTOPUS』。本作はまた、メンバーの脱退などで彼らがヴォーカルのPhilip Oakey、Joanne Catherall、Susan Ann Sulleyの3人組となってから、最初のアルバムでもあった。プロデューサーは、Tears For FearsとIan Stanley。そしてソングライティングには、元バンド・メンバーでもあるJo Callisと、当時セッションやツアーでキーボード奏者を務めていたNeil Suttonも参加している。

アルバムのサウンドで特徴的なのは、ほとんどアナログ・シンセサイザーで制作されていること。これは、80年代半ばから後半までの彼らのサウンドがデジタルであることから考えると大きな変化だった。90年代に入り、地元シェフィールドに自分たちのスタジオを作った彼らにとって、本作『OCTOPUS』はその歴史の新たな幕開けを飾る作品でもあった。彼らは1991年から1995年の間に約30曲のデモを制作したが、そのうちのいくつかがアルバムに収録されたのだった。

また今回リリースされる”スペシャル・エディション“CDのCD2には、アルバム制作時のデモ音源もいくつか収録されており、リスナーは『OCTOPUS』の収録曲が、どのように萌芽的なサウンドから磨き上げられた最終形態へと進化していったか、その過程を垣間見ることができる。

CD2で注目すべきなのは、1993発表のYMOとのコラボレーションEP『YMO VS THE HUMAN LEAGUE』からの楽曲がフィーチャーされていること。ヒューマン・リーグがYMOの楽曲をリミックスした本EPからは、”ヒューマン・リーグによるYMOのカヴァー”とも呼べそうな、「Behind The Mask」と「Kimi Ni Mune Kyun(君に胸キュン)」が収録されている。

1986年のアルバム『CRASH』以来、全英チャートのTOP10から遠ざかっていたヒューマン・リーグだったが、『OCTOPUS』のリリースによって再び注目を集めることになった。アルバムからのファースト・シングルは、彼らにとって9年ぶりとなる全英TOP10入りを果たし、全英シングル・チャートの6位を獲得する大ヒットとなった。またセカンド・シングル「One Man In My Heart」もTOP20入りを果たしている。アルバムも全英6位を獲得する大ヒットとなり、バンドにとって6作連続となるTOP10アルバムになった。