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bridges / VAKENATT

2020-10-16 | Rock&Pops
<発売日> 2020/11/20予定

<JAN(規格番号)> 0190295179922

<内 容>
A-HAとA-HA以前を繋ぐ”幻のアルバム”が遂に公式音源化! A-HA以前にメンバーのPaul Waaktaar-Savoy(g)とMagne Furuholmen(Key)が在籍していたノルウェーのサイケデリック・ロック・グループ、bridgesのセカンド・アルバム『VAKENATT』が長い時を経て初CD化が実現!

■ 80年代を代表する世界的大ヒット「Take On Me」で世界を魅了したノルウェー出身の3人組、A-HA。そのA-HA以前にメンバーのPaul Waaktaar-Savoy(g)とMagne Furuholmen(Key)が在籍していたサイケデリック・ロック・グループがある。そのバンドの名はbrigdes。1978年から1981年の間、ノルウェーを中心に活動していたグループである。

■ 活動期間わずか3年ほどの短命なグループだったが、その間bridgesは2枚のアルバムを発表している。1980年にリリースされたファースト・アルバム『FAKKELTOG』と、それに続くセカンド・アルバム『VAKENATT』である。後者の作品は、2018年に数百枚限定のグリーン・アナログで発売されたのみの”幻の作品“としてコア・ファンの間では認識されている。その”幻のセカンド・アルバム“がついに公式音源として初CD化されることが決定した。

■ A-HAのファンの間でも、bridgesについて知っている人は決して多くないかも知れない。Paul Waaktaar-Savoy(g)とMagne Furuholmen(Key)が、学生時代にオスロでViggo Bondi (B)と Erik Hagelien (Dr)とともに結成したこのバンドは、1978年から1979年にかけて頻繁にライヴを行っていた。(後にドラムスはOystein Jevanordに交替となる)ちなみに後にA-HAのメンバーとなるMorten Harketは偶然にもこの時期、彼らのライヴを観ているという。1980年にファースト・アルバムをリリースしたbridgesだったが、1981年、ロンドンで音楽のキャリアを広げていこうと考えたPaulとMagneに対し、他のメンバーはそれに同意しなかったため、バンドは解散することになる。その結果、セカンド・アルバムとして制作された『VAKENATT』は、その後長い間、陽の目をみることがなかったのだった。

■ その後、A-HAとして世界的な成功を集めるようになった3人だが、それとともに、ファースト・アルバムの『FAKKELTOG』も熱心なファンの間でコレクターズ・アイテム化していった。しかしお蔵入りの存在だった『VAKENATT』はファンの間でも”幻の作品“として噂されるのみだった。しかし2016年4月、オスロで開催されたA-HAのファン・コンベンションに登場したbridgesの元メンバー、Viggo Bondi と Erik Hagelien は、A-HAの熱心なファンからの要望に応え、bridgesのファースト・アルバムのレコーディング過程について語っていたが、そこで幻のセカンド・アルバムについても話が及んだという。それにより、『VAKENATT』の存在は確認され、さらにその場にいた幸運なファンは、Viggoが自身の携帯電話から聴かせたアルバム収録曲の断片を耳にすることもできたのだった!

■ そのファン・コンベンションをきっかけに、同じくその場にいたPaulの姉妹は彼を説得し、こうしてbridgesのセカンド・アルバムが公式にリリースされることになった。オリジナルのレコーディング・セッションから38年、PaulとChuck Zwickyがミキシングを手掛け、”幻の作品“がようやく幸せな作品として具現化されたのである。bridgesとA-HAを繋ぐミッシング・リンクのような本作『VAKENATT』。A-HAのファンが待ち望んでいたアルバムが遂に発売となる!