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OFF WITH THEIR HEADS / BE GOOD

2019-07-18 | Rock&Pops
<発売日> 2019/08/16予定

<JAN(規格番号)> 8714092770421

<内 容>
後ろ向きなのに、ちゃんとポジティヴなパンク・ロック。 ミネアポリスのパンク・ロック・バンド、OFF WITH THEIR HEADSが約3年振りとなるニュー・スタジオ・アルバムを手にシーンに帰ってきた!どこかユーモラスな世界観が今、魂の叫びを上げる!

■ ミネアポリスのパンク・ロック・バンド、OFF WITH THEIR HEADS。フロントマンのライアン・ヤングを中心に2002年に結成された彼らが、前作『WON'T BE MISSED』から約3年振りとなるニュー・スタジオ・アルバムを手にシーンに帰ってきた!

■ 「これまでのアルバムは、うじうじとしたり、自分を憐れんでいるような内容ばかりだった」ニュー・アルバム『BE GOOD』をリリースするにあたり、ライアンはそう語り、さらに続ける。「このアルバムは、自分を憐れむことは以前よりも減って、その分、自分がどうしようもなくミジメな奴だってことをもっと認める作品なのさ」これまでのOFF WITH THEIR HEADSの作品が、ライアンの世界に対する宿命論者的な視点に基づいているものだとするなら、この新作は、その中に一条の希望の光が射しこんだ作品だといえるかもしれない。

■ その最新作を制作するにあたり、ライアン・ヤングとバンド・メンバーであるベーシストのロビー・スマートウッドとギタリストのジョン・ポリドロス、そしてニュー・ドラマーのカイル・マニングは、ミネアポリスにあるスタジオ、ザ・ハイダウェイを中心にレコーディングを進め、さらにあのニルヴァーナが『イン・ユーテロ』をレコーディングしたPachyderm Studiosでもレコーディングが行われた。プロデュースを手掛けるのは、ライアン自身。アルバムのプロデュースという作業を楽しめた、もしくは何とか我慢できたのは、今回が初めてだったという。「昔の作品の聴こえ方も好きじゃなかったし、レコーディング自体が嫌いだった」ライアンは語る。「もう、なるようになれ、ここから早く出たいんだって感じになっている自分が作り出しているどうしようもないモノが全部聴こえてくるんだからね」
実際、『BE GOOD』の中に流れている大きなテーマの一つが「無理やり容認する」こと、ただし懲り懲りな目に遭いながら、ということもあり、アルバムの所々で、荒々しいパンク・ロックの合間にライアンが断末魔の叫びのようなシャウトを上げている。

■ アルバムからのリード・トラックとなるのは、「Disappear」。アメリカのスタンドアップ・コメディアン、Kyle Kinaneをフィーチャーした”無人島生活”的な、哀愁とユーモアに溢れるミュージック・ビデオにも注目だ。ちなみに、こちらのミュージック・ビデオの監督を手掛けているのは、やはりコメディアンでもあるJonah Rayだ。

■ またアルバム・ジャケットに使われている、メノナイト(キリスト教の1教派)の家族が散策を楽しんでいる天気のよいビーチの背後に、原子力発電所の冷却塔がそびえているという強烈な印象の写真は、昨年亡くなったライアンの家族が撮った写真だという。カメラマンだったというその家族は、数多くの写真を遺したが、この写真を見つけた時、ライアンはすぐに”これこそ、まだ見ぬアルバムのジャケットのすべき写真だ”と思ったという。そのアートワークには、ライアンの慎重な楽観性が表れているのかも知れない。「世界がどうしようもないぐらい酷いことになっていて、この国の気候もメチャクチャになっている今、何をすべきって答えがアルバム・タイトルにあると思う」本作についてライアンはこう締めくくる。「いい子にしてろ、大きな声をだせ――それしか出来ることがない時だってあるんだから」

■ 後ろ向きなのに、ちゃんとポジティヴなパンク・ロック、OFF WITH THEIR HEADSの『BE GOOD』はそんなサウンドが詰まっている。

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