<発売日> 2017/10/13予定
<JAN(規格番号)> 0081227933852
<内 容>
没後40年を越えた今もなおカリスマ的人気を集めている、早世のシンガー・ソングライター、ティム・バックリィ。 彼がその短い生涯にエレクトラ・レコーズに遺した、美しく、優しく、そしてやがて切なく、さらに表情豊かな音楽世界が一つのボックスに。サイズも価格もコンパクトなコレクションがここに誕生した!
■ 没後40年を越えた今もなおカリスマ的人気を集めている、アシッド・フォーク界最大のカルト・ヒーロー、ティム・バックリィ。1975年にドラッグのオーヴァードーズでこの世を去るまで、フォークからロック、サイケデリアにジャズ、さらにはソウルまでを取り入れた幅広いサウンドと、 美しく、優しく、そしてやがて切ない、表情豊かな音楽世界は、当時だけでなく後のミュージック・シーンにも大きな影響を与えた。
■ その彼が僅か28年の間にエレクトラ・レコーズに遺した音源の数々が一つのボックス・セットになって登場!本作『THE COMPLETE ALBUM COLLECTION』には、彼が1966年から1972年の間に発表したスタジオ・アルバムと、1967年から1968年の間にレコーディングした音源を集めた楽曲集の計8枚のアルバムをサイズも価格もコンパクトに一つにまとめた作品となる。
■ 1947年2月14日、ワシントンDCに生まれたティム・バックリィは幼少期をニューヨーク州アムステルダムで過ごし、9才の時に家族でカリフォルニア州へ移住した。この頃ピアノの教育を受けたのと、母親の影響でジャズのレコードを多く聴いていたのが、後の彼の音楽性に大きく影響を与えることとなる。学生時代からバンド活動を始め、カントリー、ロックンロール、フォークを演奏していた。やがて彼の歌声がエレクトラ・レーベルの眼に止まり、契約をかわすことに。さっそく始められたファースト・アルバムのレコーディングには、ヴァン・ダイク・パークス等が参加し、わずか3日間で完成させたといわれるが、そのセルフ・タイトル作には、彼が19才にして描き出した、愛と、その悲しみと希望のうた12篇が収録されている。ちなみに、ラヴ・ソングばかり収録されたこのアルバムがリリースされる少し前に、ティムは、その時ジェフ・バックリィを身ごもっていた妻と離婚している。
■ 続けてリリースされたセカンド・アルバム『GOODBYE AND HELLO』は、美しく、優しく、そしてやがて切なく、そして表情豊かな彼の音楽世界が早くも完成の域に達した最高傑作と言われ、映像や文字で情報は入ってくるが誰一人現実感を伴って戦争を考えていないという現状を嘆いた「No Man Can Find The War」や、8分を越える大作「Goodbye and Hello」が収録されている。
■ その後も彼は、『HAPPY SAD』や『BLUE AFTERNOON』など、毎年1作のペースで次々とアルバムを発表していく。作品ごとに彼の世界は違った表情を持ち、彼の感覚は多様な音楽を導きだした。その先駆的な創造性は数多くのアーティストに影響を与え、数多くの信奉者を生んだ。(英国のバンド、STARSAILORがその名をティムの1971年のアルバム名からとったと言われるのも有名な話だ)そしてなによりも、彼の伸びやかなハイトーンのヴォーカル、ソフィストケイトされた詩が、孤独な若者の、見過ごすことの出来ない無垢な心の叫びを伝えていたのだ。
■ 1975年6月29日、ロサンジェルスでドラッグのオーバードーズが原因による心臓発作で死去。享年28才。ティムが主演する映画制作の話や、小説、脚本の執筆、ライヴ・アルバムの制作など、ようやく、そしてこれから、輝かしきキャリアを築くであろう多くの仕事が彼を待ち受けるその矢先の事だった。あまりにも若すぎる、ミュージック・シーンから大きな財産が喪失した死である。
■ 『THE COMPLETE ALBUM COLLECTION』には、スタジオ・アルバムの他、彼が1967年から1968年の間にレコーディングしたスタジオのアウトテイク音源を集めた『WORKS IN PROGRESS』をDISC8に収録。これは1999年にライノ・ハンドメイドとしてリリースされたCDの復刻となる。
■ イギリスではビートルズが『サージェント・ペパーズ~』を発表したころ、ロサンジェルスで、決して大きなセールスを稼ぐ事はないが後世に多大な影響を与え続けるアルバム作りに励んでいたティム・バックリィ。不安に揺れる現代に、彼の繊細で脆く、しかし優しく美しい音楽世界が新たな意味を持って受け止められるかも知れない。
<JAN(規格番号)> 0081227933852
<内 容>
没後40年を越えた今もなおカリスマ的人気を集めている、早世のシンガー・ソングライター、ティム・バックリィ。 彼がその短い生涯にエレクトラ・レコーズに遺した、美しく、優しく、そしてやがて切なく、さらに表情豊かな音楽世界が一つのボックスに。サイズも価格もコンパクトなコレクションがここに誕生した!
■ 没後40年を越えた今もなおカリスマ的人気を集めている、アシッド・フォーク界最大のカルト・ヒーロー、ティム・バックリィ。1975年にドラッグのオーヴァードーズでこの世を去るまで、フォークからロック、サイケデリアにジャズ、さらにはソウルまでを取り入れた幅広いサウンドと、 美しく、優しく、そしてやがて切ない、表情豊かな音楽世界は、当時だけでなく後のミュージック・シーンにも大きな影響を与えた。
■ その彼が僅か28年の間にエレクトラ・レコーズに遺した音源の数々が一つのボックス・セットになって登場!本作『THE COMPLETE ALBUM COLLECTION』には、彼が1966年から1972年の間に発表したスタジオ・アルバムと、1967年から1968年の間にレコーディングした音源を集めた楽曲集の計8枚のアルバムをサイズも価格もコンパクトに一つにまとめた作品となる。
■ 1947年2月14日、ワシントンDCに生まれたティム・バックリィは幼少期をニューヨーク州アムステルダムで過ごし、9才の時に家族でカリフォルニア州へ移住した。この頃ピアノの教育を受けたのと、母親の影響でジャズのレコードを多く聴いていたのが、後の彼の音楽性に大きく影響を与えることとなる。学生時代からバンド活動を始め、カントリー、ロックンロール、フォークを演奏していた。やがて彼の歌声がエレクトラ・レーベルの眼に止まり、契約をかわすことに。さっそく始められたファースト・アルバムのレコーディングには、ヴァン・ダイク・パークス等が参加し、わずか3日間で完成させたといわれるが、そのセルフ・タイトル作には、彼が19才にして描き出した、愛と、その悲しみと希望のうた12篇が収録されている。ちなみに、ラヴ・ソングばかり収録されたこのアルバムがリリースされる少し前に、ティムは、その時ジェフ・バックリィを身ごもっていた妻と離婚している。
■ 続けてリリースされたセカンド・アルバム『GOODBYE AND HELLO』は、美しく、優しく、そしてやがて切なく、そして表情豊かな彼の音楽世界が早くも完成の域に達した最高傑作と言われ、映像や文字で情報は入ってくるが誰一人現実感を伴って戦争を考えていないという現状を嘆いた「No Man Can Find The War」や、8分を越える大作「Goodbye and Hello」が収録されている。
■ その後も彼は、『HAPPY SAD』や『BLUE AFTERNOON』など、毎年1作のペースで次々とアルバムを発表していく。作品ごとに彼の世界は違った表情を持ち、彼の感覚は多様な音楽を導きだした。その先駆的な創造性は数多くのアーティストに影響を与え、数多くの信奉者を生んだ。(英国のバンド、STARSAILORがその名をティムの1971年のアルバム名からとったと言われるのも有名な話だ)そしてなによりも、彼の伸びやかなハイトーンのヴォーカル、ソフィストケイトされた詩が、孤独な若者の、見過ごすことの出来ない無垢な心の叫びを伝えていたのだ。
■ 1975年6月29日、ロサンジェルスでドラッグのオーバードーズが原因による心臓発作で死去。享年28才。ティムが主演する映画制作の話や、小説、脚本の執筆、ライヴ・アルバムの制作など、ようやく、そしてこれから、輝かしきキャリアを築くであろう多くの仕事が彼を待ち受けるその矢先の事だった。あまりにも若すぎる、ミュージック・シーンから大きな財産が喪失した死である。
■ 『THE COMPLETE ALBUM COLLECTION』には、スタジオ・アルバムの他、彼が1967年から1968年の間にレコーディングしたスタジオのアウトテイク音源を集めた『WORKS IN PROGRESS』をDISC8に収録。これは1999年にライノ・ハンドメイドとしてリリースされたCDの復刻となる。
■ イギリスではビートルズが『サージェント・ペパーズ~』を発表したころ、ロサンジェルスで、決して大きなセールスを稼ぐ事はないが後世に多大な影響を与え続けるアルバム作りに励んでいたティム・バックリィ。不安に揺れる現代に、彼の繊細で脆く、しかし優しく美しい音楽世界が新たな意味を持って受け止められるかも知れない。