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THE REPLACEMENTS / SORRY MA, FORGOT TO TAKE OUT THE TRASH [DELUXE EDITION]

2021-08-24 | Rock&Pops
<発売日>2021/10/22予定 

<JAN(規格番号)>0603497843442 

<内 容>
元祖オルタナティブ・ロック・バンド、ザ・リプレイスメンツ。向こう見ずなハードコア・パンク・バンドとしてキャリアをスタートさせた彼らの記念すべきデビュー・アルバム『SORRY MA, FORGOT TO TAKE OUT THE TRASH』の発売40周年を記念して、貴重な未発表音源満載の4CD/1LPデラックス・エディションが発売!アルバム・リリースを重ねていくにつれ、パンクをルーツとしたアイデンティティを維持しつつもルーツ色の濃いサウンドへと変化していった彼らの音楽的探究のスタート地点がここにある。    

■ 80年代を中心に活躍した元祖オルタナティヴ・ロック・バンド、ザ・リプレイスメンツ。その彼らが1981年にTwin/Tome Recordsからリリースした記念すべきデビュー・アルバム『SORRY MA, FORGOT TO TAKE OUT THE TRASH』。シンガーソングライター兼ギタリストのポール・ウェスターバーグ、ドラマーのクリス・マーズ、ボブとトミーのスティンソン兄弟(それぞれリードギターとベース)からなる“The Mats”(バンドの愛称)の伝説的創設メンバーは、「Takin' A Ride」、「Shiftless When Idle」、「Customer」といった今では名曲となっている曲を含む、スリリングでダイナミックなサウンドをこのアルバムで解き放った。

■ その記念すべきデビュー・アルバムの発売40周年を記念してリリースされるのが、4枚のCDに1枚のアナログLPからなる『SORRY MA, FORGOT TO TAKE OUT THE TRASH (DELUXE EDITION)』だ。収録された全100曲の内67曲が未発表となる本作には、1980年初頭にバンドが録音した最初のデモや、1981年1月に収録されたライヴ音源、さらにバンド結成から1年半の間に録音された未発表のラフ・ミックスや別テイク、デモなども多数収録されている。

■ デラックス・エディションのCD1に収録されているのは、オリジナル・アルバムの最新リマスター音源にアルバム未収録のシングルB面曲「If Only You Were Lonely」。続いて“Raised In The City”と題されたCD2には、バンド最初のレコーディング(「Try Me」、「She's Firm」、「Lookin For Ya」)や、アルバム曲のスタジオ・デモ(「Shutup」、「I Hate Music」など)、アウトテイク(「Shape Up」、「Get On The Stick」など)、そして貴重なベースメント・レコーディング(「Lie About Your Age」、「Johnny Fast」)などが収録されている。ここには2008年に『SORRY MA~』がリイシューされた際、ボーナス・トラックとして収録されたものもあるが、10数曲は未発表のものとなる。CD3となる”Tape’s Rolling”には、2008年のリイシューにも4曲のアウトテイクに加え、Johnny's Gonna Die」と「Love You Till Friday」の衝撃的な別バージョン、「Rattlesnake」と「More Cigarettes」の別ミックス、さらに「You're Pretty When You're Rude」と「If Only You Were Lonely」のウェスターバーグのホーム・デモなど、20数曲の未発表音源が収録されている。また本ボックスのアナログLP“Deliberate Noise”は、これらの未発表曲によって構成されたオリジナル・アルバムの別バージョンとなっている。

■ そしてCD4“Unsuitable for Airplay”に収録されているのは、1981年1月23日にミネアポリスの7th St Entryでのライヴ音源だ。Twin/Tone Recordsのモバイル・レコーディング・ユニットを使用して録音された本音源は、プロによるザ・リプレイスメンツ最古のライヴ・レコーディングとなり、その一部は後に地元のコミュニティ・ラジオ局KFAIでオンエアされた。バンドが『SORRY MA、~』の制作中に行われたこのライヴでは、後にそのデビュー・アルバムに収録される曲(「Hangin Downtown」、「Somethin to Dü」、「Rattlesnake」)の進化したバージョンや、公式音源としてリリースされることがなかった初期のナンバー(「Mistake」、「Excuse Me」)、さらにハートブレイカーズの「I Wanna Be Loved」やスレイドの「My Town」、キンクスの「All Day and All of the Night」、デイヴ・エドモンズの「Trouble Boys」などのカバーがセットリストに盛り込まれている。

■ また本デラックス・エディションには、数十枚もの貴重な写真や、メンバーとのインタビューを交えたボブ・メアによる新規ライナー・ノーツ、さらにを掲載したLPサイズのハードカバー・ブックも収録。ボブ・メアはリプレイスメンツの伝記作家であり、バンドの2019年のボックスセット『Dead Man's Pop』でグラミー賞のベスト・アルバム・ノートを受賞している。さらにこのハードカバー・ブックには、リプレイスメンツの元マネージャーであるジェス・パーソンによるSorry Ma時代の回想もフィーチャーされている。

■ ザ・リプレイスメンツの後期の音からは想像もつかないハードコア・パンク・スピリッツに満ちたサウンドが炸裂している『SORRY MA, FORGOT TO TAKE OUT THE TRASH』。向こう見ずなハードコア・パンク・バンドとしてキャリアをスタートさせ、やがて長年の経験や柔軟な発想、飽くなき探究心のもと、ルーツ色の強いサウンドへと変化させていった彼らの原点を深く知ることができる貴重な音源満載のコレクション、それが本デラックス・エディションなのだ。