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NADINE SHAH / KITCHEN SINK

2020-05-01 | Rock&Pops
<発売日> 2020/6/5予定

<JAN(規格番号)> 4050538600926

<内 容>
女性だからこそ歌える歌がある。 インディー・ロックやジャズ、ポスト・パンクやフォーク・ロックなど様々な要素を取り入れたその音楽性だけでなく歌に込められた強いメッセージ性で注目を集める英国のシンガー・ソングライター、Nadine Shah。同世代の女性たちをテーマにした最新作『KITCHEN SINK』、完成!

■ イギリス出身の女性シンガー・ソングライター、Nadine Shah。パキスタンとノルウェーの血を引く彼女は、2013年にファースト・アルバムをリリースし、インディー・ロックやジャズ、ポスト・パンクやフォーク・ロックなど様々な要素を取り入れたその音楽性だけでなく歌に込められた強いメッセージ性で注目を集めた。2015年にセカンド・アルバムをリリースした彼女は、2016年、デビュー・アルバムからともに仕事をしているプロデューサー、Ben Hillier(Depeche Mode、Blue、Doves、Elbowなど)とともに、英国のNorthern Stageが手掛けた舞台『狙撃者/Get Carter』の音楽を担当した。

■ 2017年にリリースされた3rdアルバム『HOLIDAY DESTINATION』が英国のマーキュリー・プライズにノミネートされ、高い評価を集めた彼女が、それに続く4作目のアルバム『KITCHEN SINK』を完成させた。アルバムからは、今年2月に先行シングルとして「Ladies For Babies (Goats For Love)」がリリースされている。昔兄が描いた絵に添えてあったフレーズをタイトルにしたこの曲は、Nadine本人曰く性差別をテーマにした曲であり、またAce Of Baseの「All That She Wants」への直接的な返答であるという。彼女は、「All That She Wants」の中に登場する人物の性別を入れ替え、「自分の子供を産み、夫にこびへつらう、若くて美しい妻」の役割を妻に押し付けず、ただの配偶者であること以上を求めない、そんな夫をからかう歌を作り上げた。

■ かつてインタビューの中で、「メンタルヘルスは自分にとって大きなテーマである」と語る彼女。本作『KITCHEN SINK』では、彼女と同世代である30代~40代の女性たちに寄せられている社会的期待をテーマにしているという。収録曲には、自分自身が実際に体験したことだけでなく、同世代の女性の友人たちと話、彼女たちから聞いた話も反映されているという。
「基本的に私は、自分の大好きな女性たちについて曲を作っている」そう彼女は語る。「新しく母になった人、ロックスター、悩みを抱え、支援を必要としている人、病と闘いながらも言葉で言い表せないような強さを見せる人。女性がどう生きるべきか、ずっと昔に決められた伝統みたいものはあるけど、それらもいまではすっかり変わっている。自分が女性であること、そして自分たちよりもはるかに素晴らしい女性たちに囲まれていることを誇りに思っている」

■ 自分のキャリアを追求するか否か、結婚するか否か、子供を産むか否か――様々な人生のシナリオを選べる現代を生きる女性の、さまざまな選択、そして生き方を当事者目線で描くNadine Shah。英国のワーキング・クラスの現代社会への幻滅などを描いた文化運動”キッチンシンク・リアリズム“からタイトルをとった彼女の最新アルバム『KITCHEN SINK』。そこには、彼女の鋭くも優しいまなざしが描かれているのだ。

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