輸入盤 最新新譜情報  【BUYER'S EYES】

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ALEX HEPBURN/TOGETHER ALONE

2013-02-15 | Rock&Pops
<発売日>3/5

<番号(JAN)>0825646476336

http://www.youtube.com/user/alexhepburn

<キーワード>
悪夢のような人生が私にこの声を授けてくれた。ロンドンで生まれ、フランスが見出した赤いルージュとブルースが似合う歌姫、アレックス・ヘップバーン、魂の歌を今宵も歌う。

<内容>
■ スコットランド出身の両親の元、ロンドンで生まれ育ったアレックス・ヘップバーン。ポップのシンガー・ソングライターでありながら、彼女の曲と声には常にブルースが色濃くにじみ出ている。しかしそれこそが、リンダ・ペリーやゲイリー・クラーク、ポール・バリー(Metrophonic)、ジミー・ホガースやディー・アダムスといった一級のシンガーソングライター/プロデューサーを引き付けてやまない彼女たちの魅力である。

■ ワーナーミュージック・フランスと契約を交わした彼女、デビューEPとなる『Pain Is』は、iTUNES フランスでシングル・オブ・ザ・ウィークに選ばれ、それをきっかけにアレックスは、Taratataなど、フランスの音楽番組に続々と出演を果たし、注目度も一気にUP!

■ フランスとUKで育ったアレックスの人生には常にブルースの影が付きまとっていた。病と死によって家族は離散、決して恵まれた環境で育ったとは言えない彼女は、まだ少女と言える年頃から、人生の悲哀とブルースがその身体に深く染みついていった。しかし、その半生こそが、ヒリヒリと感情を剥き出しにしたソングライティングの源となったのである。

■ UKのオフィシャル・ファースト・シングルとなるのは「Under」。生きるか死ぬかの激しい愛を歌った曲はまるで、エミネム&リアーナの「Love The Way You Lie」のブリット・ソウル版とも言える、ドラマティックなソウル・バラードでアレックスは魂を絞り出すようなハスキーでソウルフルな歌声を聞かせている。2011年にLAでデヴィッド・マッカルモントやナタリー・インブルーリア、エディ・リーダーといったアーティストと仕事をしてきた同郷スコットランドのソングライター、ゲイリー・クラークとのソングライティング・セッションで作られたというこの曲は、アレックスが「初恋の人と別れた後に」作られたそうで、生々しい感情を歌から感じるのも頷ける。

■ アルバムのプロデュースは、ジミー・ホガース(パオロ・ヌティーニ、KTターンストール)、ゲイリー・クラーク、アレックス自身とイアン・バーターが手掛け、ミックスはフローレンス・アンド・ザ・マシーンやスノウ・パトロールを手掛けたセンゾ・タウンシェンド、そしてマスタリングはトム・コイン(アデル、エイミー・ワインハウス)が手掛けている。

■ 『TOGETHER ALONE』 (一緒に孤独)と何とも意味深なタイトルのアルバムには、焦がれる心と燻る魂のブルース・ソウル・バラードに溢れている。その中でもポール・バリー(シェール「ビリーヴ」、エンリケ・イグレシアス「ヒーロー」他)と共作した「Reckless」はじわじわと聴く者の鼓膜から魂に沁みてくる1曲である。またアルバムのハイライトとも言える心震える「Angelina」では、アレックスはこう歌うのである「彼女を見た?…じっと貴女を見つめている、貴女の中まで見つめている…あなただって彼女みたいになっていたかも知れない」

■ しかし悲しんでばかりもいられないと、アルバムには思わず身体を揺らさずにはいられないパワフルなナンバーも収録されている。威勢の良いアンセムである「Miss Misery」に60年代のヴードゥーR&B風な「Bad Girl」、更にジミ・ヘンドリックスからインスピレーションを受けたという「Love Is」まで、ここにはどんな逆境の中でも背筋をぴんと伸ばし、たくましく生き抜こうという一人の若き女性の姿がある。

■ 「自分をあまり信じないようにしているの」そう語る、この痛々しいまでに赤裸々で、後ろ向きな将来のスターには、しかし輝かしい未来が待っているはずである。