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MICHAEL MCDONALD / WIDE OPEN

2017-08-18 | Rock&Pops
<発売日> 2017/9/15

<JAN> 4050538305296

<内容>
ドゥービー・ブラザーズに数々の栄冠をもたらした男、マイケル・マクドナルド。その深みのあるソウルフルなハスキー・ヴォイスで多くの音楽ファンを魅了してきた彼が、2008年以来となる約9年振りの新作スタジオ・アルバムを引っ提げて帰ってきた! マーカス・ミラー、ロベン・フォード、ブランフォード・マルサリス、マイケル・ランドウ、トム・スコット、ウィリー・ウィークス、デヴィッド・ペイチ等々豪華アーティストが参加した大人のロック・アルバム、『WIDE OPEN』完成!

■ ドゥービー・ブラザーズに数々の栄冠をもたらした男、マイケル・マクドナルド。最近ではサンダーキャットの最新アルバム『DRUNK』に収録されている「Show You The Way (feat. Michael McDonald & Kenny Loggins)」に参加しただけでなく、Coachellaのサンダーキャットのステージにも登場し、彼と一緒に「What A Fool Believes」を披露し、大きな話題を集めたばかりである。

■ 深みのあるソウルフルなハスキー・ヴォイスで、多くのリスナーを魅了してきた彼の、2008年以来となる約9年振りの新作スタジオ・アルバム『WIDE OPEN』が完成した。ここ数作は、モータウンのカヴァー・アルバムやクリスマス・アルバム、ソウル・カヴァー・アルバムなどが続いていた彼だが、今作は全編オリジナル!ちなみに全曲オリジナルのスタジオ・アルバムは何と17年振り、21世紀初めてとなる!

■ その超待望の新作アルバムのタイトルは『WIDE OPEN』。収録されている12曲の内、マイケル本人が11曲のソングライティングに参加、全編メロウでソウルフルなAORサウンドが溢れた作品になっている。楽曲の多くは、彼が『MOTOWN』など他のプロジェクトに取り組んでいる合間に作り溜めていたデモが基になっているそう。本人曰く、ナッシュヴィルでソングライターとして活動していきたいとずっと思っていたそうで、古い楽器やキーボードが置いてあるハウススタジオも持っていたという。そこに彼の古い友人である、Totoやフェイス・ヒル、ブレイク・シェルトンとの仕事で知られるドラマー、シャノン・フォレストが、手に入れたものの、置き場所に困っていたコンソールを持ち込み、ほとんど倉庫状態になっていたマイケルのホーム・スタジオは一気に本格的なスタジオへと変貌を遂げたという。そこで優秀なエンジニアでもあったシャノンが忙しく仕事をしている合間を縫って、マイケルは彼と共にデモをレコーディングしていった。

■ そうやって出来上がったデモを、シャノンはマイケルに無断で引っ張り出し、ギタリストやベーシストを呼び込み、そこにどんどん音を加えていった。そしてある日、彼はマイケルを呼び出すと、「ちょっと聴いてもらいたものがあるんだ……気を悪くしないで欲しいんだけど」と、その手を加えたデモを聴かせたという。そのことについて、マイケル本人はこう語っている:「気を悪くすることは勿論なかった。でもね、すごくびっくりしたよ。そこから二人で他のミュージシャンたちに声を掛けたんだ。最終的にアルバムに収録された楽曲は、基本的にデモのヴォーカルはそのままで、それを中心にサウンドが組み立てたものになった。(このアルバムを作って)よかった、と思っている。もし自分のスタジオが休眠状態じゃなくて、シャノンにコンソールを持ち込まなかったら、この作品が実現することもなかっただろうね」

■ アルバムの為に、マイケルとシャノンの二人が声を掛けたミュージシャンの顔ぶれも流石に豪華!8分近くにも及ぶ長編ナンバー、アルバム2曲目の「Just Strong Enough」には、ロベン・フォードとウォーレン・ヘインズの二人がギター・ソロを披露しているほか、3曲目の「Find It In Your Heart」ではマイケル・ランドウがギターで、7曲目の「Blessing In Disguise」ではブランフォード・マルサリスがサックスで参加している。この他、マーカス・ミラーやトム・スコット、ウィリー・ウィークス、デヴィッド・ペイチなどの錚々たる面々がミュージシャン・クレジットに名を連ねている。

■ スティーリー・ダン、ドゥービー・ブラザーズ、デュークス・オブ・セプテンバー、そしてソロ・アーティストとして、唯一無二の存在感を放ってきたマイケル・マクドナルド。グラミー賞に全米No.1ヒットなど数々の栄誉を手にした彼は、デビューから40年経った今でも安定した活動を続けている。65歳となった今でも「音楽を作り続けられるチャンスを貰えていることを本当にありがたく思っている」と語り、エアコンの効いていないひどいナイトクラブで友達と一緒にステージに上がっていた14歳の頃と同じように音楽を楽しんでいるという。久しぶりのオリジナル・スタジオ・アルバム『WIDE OPEN』は、スティーリー・ダンやドゥービー・ブラザーズを聴いてきた世代だけでなく、サンダー・キャットの新作からマイケル・マクドナルドを知ったその子供達世代まで楽しめる、メロウ・グルーヴなアルバムとなるかも知れない。

※アルバム・トレイラー映像:https://youtu.be/KOlnGSsD4jk

www.youtube.com/user/michaelmcdonaldvideo