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STEFANO DI BATTISTA / MORRICONE STORIES

2021-04-08 | Jazz他 (FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日> 2021/4/16予定

<JAN(規格番号)> 0190295044251

<内 容>
映画音楽の巨匠、作曲家エンニオ・モリコーネの名曲が、イタリアのベテラン・サックス奏者ステファノ・ディ・パティスタにより普遍的なジャズ・スタンダードへと生まれ変わる。誰もが知る代表曲から知られざる名曲迄――世界発演奏の未発表曲「Flora」を含む、ジャズの匠によるモリコーネ・トリビュート完成!

■ イタリアのベテラン・サックス奏者、ステファノ・ディ・パティスタ。パリを中心に活躍し、イタリア・ジャズ界とのつながりも深い彼が母国イタリアを代表する映画音楽の巨匠、作曲家エンニオ・モリコーネへのトリビュート・アルバムを完成させた。

■ 数々の映画音楽のサウンドトラック・スコアを手掛けてきたエンニオ・モリコーネ。惜しくも昨年91年の生涯を閉じた彼の音楽は、映画のワンシーンを彩るだけではなく、オーケストラからブルガリアのコーラス隊、さらにはオカリナのクインテットまで、ありとあらゆる編成、形態、アレンジで演奏されても等しく魅力的な光を放っている。その中でも特にジャズとの相性は格別だと言ってもよいだろう。モリコーネの音楽が持つエモーショナルなメロディと知的なハーモニーは、ジャズという音楽スタイルにも共通するものだからだ。そして今回、ステファノ・ディ・パティスタというベテラン・ジャズ・サックス奏者によって、モリコーネの楽曲はまた新たな音色を纏うのである。

■ 本作『MORRICONE STORIES』で、ディ・バティスタは、500本以上の映画作品に音楽を提供してきたモリコーネの作品の中から、世界的に有名な代表作とも呼べるものから、「Veruschka(ヴェルーシュカ)」や「What Have You Done to Solange? (Cosa avete fatto a Solange?)(ソランジェ 残酷なメルヘン)」など比較的”マイナー“な映画作品や楽曲も取り上げている。いずれの楽曲も彼の手により、素晴らしいジャズ・スタンダードに生まれ変わっている。例えば『Metti, una sera a cena(ある夕食のテーブル)』のテーマはウィットに富んだスウィングにアレンジされ、『The Good, the Bad and the Ugly(続・夕陽のガンマン)』のテーマでは楽器と楽器との熱のこもったインプロヴィゼーション対決が楽しめる。また『Once Upon a Time in America(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ)』の「デボラのテーマ」ではエモーショナルたっぷりの演奏があり、『The Mission(ミッション)』ではオリジナルのオーボエのパートをソプラノ・サックスに置き換えたアレンジを聞くことができる。さらに注目すべきは、今回が世界発演奏となるモリコーネの未発表曲「Flora」が収録されていることだろう。アルバムのアレンジとアーティスティック・ディレクションは、ディ・バティスタとフレッド・ナディンが手掛けている。

■ その独創性と質感、そしてメロディで映画音楽に大きな影響を与えたエンニオ・モリコーネ。彼と同じイタリアのアーティスト、ステファノ・ディ・パティスタの『MORRICONE STORIES』によって偉大な巨匠の音楽的遺産がジャズ・スタンダードとして新たな普遍性を身に着ける――。



同時発売情報
●上記アルバムのLP盤も同時発売(0190295044244)