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GRIFF / ONE FOOT IN FRONT OF THE OTHER

2021-04-08 | Rock&Pops(FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日> 2021/6/11予定

<JAN(規格番号)> 0190296752599

<内 容>
エモくてせつない。GRIFFの歌に浸りたい。 2021年BRIT AWARDSのRISING STAR賞を受賞したUK期待の次世代ポップ・シンガーソングライターがMIXTAPEをリリース!心の柔いところに触れてくる、ポップな美メロに繊細なソングライティングが綺羅星のように光る『ONE FOOT IN FRONT OF THE OTHER』、配信と同時にCDも発売決定!

■ これまでアデルやサム・スミスといったアーティストが受賞してきたUK期待の新人アーティストに贈られるBRIT AWARDSのRISING STAR賞。2021年の今年、Pa SalieuやRina Sawayamaらの強力ライバルを退け賞を受賞したのは今年20歳のポップ・シンガー・ソングライター、GRIFF(グリフ)である。
2020年にリリースしたシングル「Good Stuff」が英Apple Musicでトップ40入りを果たし話題を集め、英国作曲家協会が主催するソングライター/作家のための賞「アイヴァー・ノヴェロ賞」で新人賞にノミネート、またホンネとのコラボ曲「Million Times Better」やゼッドのシングル「Inside Out」に参加したりと、UKポップ・シーンの次世代を担うシンガー・ソングライターとして注目を集める彼女が、新たなMIXTAPEを発表する。これまで配信中心に作品をリリースしてきた彼女だが、今作はCDとアナログでもリリースされる。

■ ロンドン近郊のワトフォード出身で、中国人とジャマイカ人の両親を持つグリフ。多文化的で多才、シンガー、プロデューサー、ソングライター、学校ではオールAの優等生と多くの肩書を持つことは、何でも挑戦する性格から。洋服を自作し、自分のスタジオでライブ映像を撮影し、クリエイティヴ・ディレクションも自ら手掛け、ときには公演で使うカーテンを自ら縫うことも。その意識の高さに、生まれてこのかた止まることのない好奇心で、驚くほど完成されている初期の作品から一貫して、鋭い観察力でティーンの感情の波を捉えている。音楽制作ソフトLogicを兄から借りて音楽を作りはじめ、楽曲のプロデュースを学んだというグリフ。多くのクラスメイトはラジオで聞くまで音楽活動をしていることすら知らなかったという。2019年11月にデビューEP『ザ・ミラー・トーク』をリリースし、同タイミングで高校卒業資格を終えて、以降ロンドン、ニューヨーク、ロサンジェルスと各地でソールドアウト公演を行うなど精力的に活動を行っている。

■ その新作MIXTAPE『ONE FOOT IN FRONT OF THE OTHER』は、GRIFF自身の言葉によると「ロックダウンの最中に作った楽曲を集めたもの」だそうである。「こうした時期に曲を作るのは不思議な気分だった、生きている実感もなくて。でも、将来があまりにも不安だと感じているからこそ、前に踏み出すしかないと気づけたと思う。このミックステープのほとんどを自分でプロデュースしたの――統計によると音楽プロデューサーの中で女性はわずか2%だそうだから、音楽業界に身を置く女性として、きちんとやり続けられるように切磋琢磨していきたいと思ってる。結構なチャレンジだったけど、そうしたことを考えながら作った『ONE FOOT IN FRONT OF THE OTHER』は、剥き出しのエモーションと磨かれる前の粗っぽさが出ている作品だと感じているの」

■ アルバムからのファースト・シングルとなる「Black Hole」は、現代を生きるティーンエイジャーが感じている現在の状況からなかなか抜け出せずにいる閉塞感を、若さ故の恋愛関係や問題、メンタル・ヘルス、家族や友情といった普遍的なテーマと絡めながら、彼女ならではの鋭い観察眼と繊細な表現で描いている。既にこの曲は、Spotifyの”Hot Hits UK”プレイリストに入っているほか、BBC RADIO1のAリスト入りも果たしているほか、GRIFF自身にとって初の全米TVパフォーマンスとなる「Late Night with Seth Myers」でもこの曲を披露したほか、UKの老舗人気音楽番組「Later with Jools Holland」でも演奏することになっており、大ヒット間違いなしの注目度だ。この他にも、繊細な心の動きをエモーショナルなヴォーカルと美しくもせつないメロディで綴るポップ・ソングが本作には綺羅星のごとく散りばめられている。

■ 好奇心に目を輝かせたチャーミングな20歳、GRIFFの溢れんばかりの創作意欲は、ソングライティングや演奏にとどまらず、プロデュースにビート作り、さらには衣装デザインや、自身にとって2回目のライヴを現代アートのミュージアムであるテート・モダンで行うなど、ありとあらゆる方面へと広がりを見せている。そして今作では彼女は何と“綱渡り”に挑戦している。ジャケットのアートワークに使われている細いロープの上でポーズをとるGRIFFのモノクロ写真。ここには何の種も仕掛けもなく、ただ実際に彼女がチャレンジした成果が表れているのだ。「綱渡りのやり方を覚えたの!とんでもなく難しかったけど、次の瞬間落ちてしまうかも知れないという感覚を捉えるために試す必要があると思った――そういった気持ちにしょっちゅうなっているし、このプロジェクトに収録されている楽曲にもそうした感情が捉えられている」大胆にも思えるこの挑戦についてGRIFF自身はそう語っている。写真に表現された“自分を信じ一歩前へと踏み出す“姿勢――それこそが今を生きる新生代のポップ・スターのアティテュードであり、それを実践するGRIFFもまた、本作で新たな一歩を切り開くのだ。

YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCIY8ucMI3c54m9P35x6UZOw


同時発売情報
●上記アルバムのCLEAR VINYL盤も同時発売(0190296752612)