僕は、あの時と変わらず、
君と自転車に乗っているのだと思う。
でも、助手席に乗っているのは僕。
僕は君の虜。
たぶん、初めて君を見た、あの日から。
君に貰ったマスコット。
どこにあるのだろう。
いろんなものを失くしてしまった。
もうすぐ、50だ。
記憶も失くしかけている。
それでも憶えている。
君の美しい姿。
君が僕に向けた眼差。
あの頃、助手席に乗ってた君。
あの頃、僕には、些細なことだった。
本当は掛け替えのないものだった。
自転車は、この先、どこへ向かうのだろう。
君と自転車に乗っているのだと思う。
でも、助手席に乗っているのは僕。
僕は君の虜。
たぶん、初めて君を見た、あの日から。
君に貰ったマスコット。
どこにあるのだろう。
いろんなものを失くしてしまった。
もうすぐ、50だ。
記憶も失くしかけている。
それでも憶えている。
君の美しい姿。
君が僕に向けた眼差。
あの頃、助手席に乗ってた君。
あの頃、僕には、些細なことだった。
本当は掛け替えのないものだった。
自転車は、この先、どこへ向かうのだろう。
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