だせなかったLove Letter：58

僕の人生で一番楽しかったとき。誰でも、そのときに戻りたい。 僕は、いつ、どこに、戻りたいのか？僕は、あのときに戻りたい。 あらゆることに悩んでいた、あのとき。友がいた。手に入れたい君がいた。 ただそれだけ。何も手にしてはいない。あるのは夢、それだけだ。僕の夢。いろんな夢があった。たくさんあった。とても、たくさんあった。僕が手に入れたのは、たったひとつだけだった。とても美しいもの。それを手に入れた。 . . . 本文を読む

だせなかったLove Letter：5７

キスがしたかった。君とキスがしてみたかった。どうすれば？付き合い始めた僕はそんなことばかり考えていた。キスをしたら、別のことをしたくなる。そんな限りない欲望に囚われ、30年以上、僕は君を求めて過ごしてきた。あの頃も、今も何も変わってはいない。君の笑顔が見たい。君の笑顔から、君の瞳から、僕への愛を感じたい。ただ、それだけ。でも、それが一番、難しいことなのかもしれない。 . . . 本文を読む