だせなかったLove Letter:82

2016-04-18 | 自作小説:私小説
77からの続き
少しづつでも話を進めよう

・・・・・・・・

君の住む街で
君と腕を組み
夕焼けの中にいた

確かな絆
不安の裏返し

恋のおとづれ
青春のはじまり
ひとときの甘い感傷

それが
こんなに長く続くとは

たぶん
僕は幸せなんだろう

夢中になっていく
今も変わらずに
夢中になっていく

・・・・・・・・・

自覚はあったと思う
でも
若いから愛情より友情

僕は相変わらず
T瀬と学校の往復

あの頃
そんな僕をどう思ってたのか

振り返ると
今もあまり変わり映えのない
生き方をしている





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