ハワイ語の文字は、
■母音のA・E・I・O・Uの五文字、
(アー、エー、イー、オー、ウー)
■子音のH・K・L・M・N・P・Wの七文字、
(ヘー、ケー、ラー、ムー、ヌー、ピー、ベー)
■「'(向きは、この反対)」のオキナと
■文字の上につく「-」のカハコーの2つのマークからできています。
つまり、文字は母音と子音の12文字だけ。
SやT、V、C、D、B、Fなどは、使われていません。
えー、ほんとー? と思ってCDの歌詞カードなどを見てみると、
ほんとうにありません。
ほんとうに、この12文字だけで構成されています。
といっても、そもそもハワイには文字がありませんでしたから、
こうした文字は、後からやってきたキリスト教の宣教師たちが、
布教のため、聖書をハワイ語で表記するために
半ば強引に当てはめたアルファベットといえます。
はじめ、ヨーロッパ人がハワイ語を聞いたときは、
単純な音階で、まるで幼児語のようだと感じたそう。
英語などのように子音が続かず、必ず音節は母音で終わっています。
イタリア語やラテン語のようだけれども、さらに音楽的で美しいとも言われていたそうです。
ハワイ語は、子音の後には、必ず母音が来ます。
これは、日本語も同じですね。
そのため英語圏の人よりも、日本人のほうがハワイ語を発音しやすいのだそうです。
■ただ、日本人にとってやっかいなのは、オキナです。
これが出てきたら、音をつめて発音しなければなりません。
たとえば、ハワイ王朝最後の女王「Lili'uokalani」は、
日本人的には、「リリウオカラニ」と言いたいところですが、
オキナが入っているので、「リリゥッオカラニ」となります。
また、「私の恋人」=「Ku'u ipo」は、
「クーイポ」ではなく、「クッゥイポ」になります。
■そして、文字の上にバー「-」がついたカハコー。
これがついていたら、伸ばして発音します。
_ _
kane(カーネ:男性)、pu(プー:ほら貝)などのようにです。
ただ、これも「-」を意識して発音しないと違うものになってしまいます。
たとえば、1人の女性「wahine」(ワヒネ)が、aの上にバーがついて、
_
「wahine」(ワーヒネ)になると複数の女性になります。
_
また、「kane」(カーネ)を、「kane」(カネ)と発音すると皮膚病になってしまいます。
ハワイ語は、ちょっとした発音の違いで違う意味合いになってしまいます。
オキナやカハコーには、充分に注意して発音しなければいけないわけですね。
……「アーエーイーオーウー」と聞くと、学生時代、演劇部の友人たちが
放課後やっていた発声練習を思い出します。
教室の窓から校庭に向かって、並んで、大きな口をあけていた友人たち。
彼女たちは、あの発声練習が、ハワイ語だって、知っていたのかなー。
「アー、エー、イー、オー、ウー
ヘー、ケー、ラー、ムー、ヌー、ピー、ベー」までやったら、
発声練習もハワイ語勉強も完璧ですね。
■母音のA・E・I・O・Uの五文字、
(アー、エー、イー、オー、ウー)
■子音のH・K・L・M・N・P・Wの七文字、
(ヘー、ケー、ラー、ムー、ヌー、ピー、ベー)
■「'(向きは、この反対)」のオキナと
■文字の上につく「-」のカハコーの2つのマークからできています。
つまり、文字は母音と子音の12文字だけ。
SやT、V、C、D、B、Fなどは、使われていません。
えー、ほんとー? と思ってCDの歌詞カードなどを見てみると、
ほんとうにありません。
ほんとうに、この12文字だけで構成されています。
といっても、そもそもハワイには文字がありませんでしたから、
こうした文字は、後からやってきたキリスト教の宣教師たちが、
布教のため、聖書をハワイ語で表記するために
半ば強引に当てはめたアルファベットといえます。
はじめ、ヨーロッパ人がハワイ語を聞いたときは、
単純な音階で、まるで幼児語のようだと感じたそう。
英語などのように子音が続かず、必ず音節は母音で終わっています。
イタリア語やラテン語のようだけれども、さらに音楽的で美しいとも言われていたそうです。
ハワイ語は、子音の後には、必ず母音が来ます。
これは、日本語も同じですね。
そのため英語圏の人よりも、日本人のほうがハワイ語を発音しやすいのだそうです。
■ただ、日本人にとってやっかいなのは、オキナです。
これが出てきたら、音をつめて発音しなければなりません。
たとえば、ハワイ王朝最後の女王「Lili'uokalani」は、
日本人的には、「リリウオカラニ」と言いたいところですが、
オキナが入っているので、「リリゥッオカラニ」となります。
また、「私の恋人」=「Ku'u ipo」は、
「クーイポ」ではなく、「クッゥイポ」になります。
■そして、文字の上にバー「-」がついたカハコー。
これがついていたら、伸ばして発音します。
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kane(カーネ:男性)、pu(プー:ほら貝)などのようにです。
ただ、これも「-」を意識して発音しないと違うものになってしまいます。
たとえば、1人の女性「wahine」(ワヒネ)が、aの上にバーがついて、
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「wahine」(ワーヒネ)になると複数の女性になります。
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また、「kane」(カーネ)を、「kane」(カネ)と発音すると皮膚病になってしまいます。
ハワイ語は、ちょっとした発音の違いで違う意味合いになってしまいます。
オキナやカハコーには、充分に注意して発音しなければいけないわけですね。
……「アーエーイーオーウー」と聞くと、学生時代、演劇部の友人たちが
放課後やっていた発声練習を思い出します。
教室の窓から校庭に向かって、並んで、大きな口をあけていた友人たち。
彼女たちは、あの発声練習が、ハワイ語だって、知っていたのかなー。
「アー、エー、イー、オー、ウー
ヘー、ケー、ラー、ムー、ヌー、ピー、ベー」までやったら、
発声練習もハワイ語勉強も完璧ですね。
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