jogo式Canoe Life

「メコンを下る」読了



 ついに読み終わりました。
 まずはメコン川全流5000kmを11年かけて下った北村さんに敬意を評したいです。すごい集中力と情熱無くして、この偉業は達成されなかったでしょう。本の3分の2を占めているのは難関の中国区間(上流域)についてでした。川の難度は高いし、外国人が入れない地域もあったので、その許認可など大変な苦労があったと思います。


(カンボジア10万分の1地形図)

 僕がメコン川を下ったのは、下流域の3000kmです。それでも1999年から2010年までかかりました。パイオニアワーク型の北村隊長の川下り、この一冊で理解が深まります。
 僕は全く逆で、自分なりの方法でゆっくり下りました。現地の人との交流を重視、そのため、漕いでいる時よりも上陸して活動してる時間の方が長かったです。僕はもともアジア好きなので、そこにある日常や人と人との会話を楽しみました。結婚式の招待されたり、人の家に遊びに行ったり。
 語学の習得には長い時間と、資金を投入しました。でも、これが楽しかった。旅に匹敵するアクティビティでした(笑)。アジア語の語学学校には日本屈指の変わり者が多く、授業では笑いが絶えませんでした。週一回毎の授業に、学習成果として毎週エロ小説をタイ語で書いてくる優等生がいました。先生はしっかりそれを読んで、爆笑していました。この優等生、旦那を説得して、バンコクに移住してしまった。本当に懐かしい。タイの地形図は「国軍地理調査庁」で取り扱っていると分かった時、すぐにこの女性に連絡して助けを請いました。すると気軽に電話をして調べてくれました。「国防省の脇にオフィスがあるんだって、直接行ってきな」「え、国防省ってワットプラケ(もっとも権威のあるお寺=国王直轄のお寺)を脇の・・、だよね?(ものすごい躊躇)」。
 
 旅は終わりがないと思います。気持ちさえあれば、いつまでも続く。そして形を変えて今も。



10月18日(日)14:00~ 「旅の話をしよう~メコン川2」ZCCベースにて。参加費4000円(ベース会員は3000円)。コーヒー、お菓子付き。問い合わせは、 vzc00573@gmail.com まで。


10月18日(日)14:00~ スライドショウ「メコン川(2)」 残席3
10月25日(日)14:00~ スライドショウ「メコン川(2)」 残席3
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