逗子カヌークラブに強力新人が入会してきました。先日、三浦半島から大島へ、大島から伊東へとシーカヤックで横断した、ローズFさんです。こういうことをやってから入会してくるところにくいですね。
さて、クラブの実態がよく分からないという話しも聞きますので、一度説明しておきます。このクラブは、僕が個人的に作った同好会です。夢は大きく「カヤックの梁山泊」を目指しています。ですので、個性派が多いです。
入会は、クラブ員からの推薦か、個人からの要望があった場合、厳密な審査、面接が行われます。条件は人物良好で、品行方正であること。めんどくさい人はダメ。チームワークを理解できること。そして、「風呂屋の3兄弟理論」にそって、最初はビギナーでも、上達して先輩になったら、新しい新人を育てることの出来るようなホスピタリティを持ってる人。面接は短い人で1日、今まで最長の人で3ヶ月を要しました。
主な活動は、サーフカヤック、シーカヤック、シカトロ。そして今年からシーカヤックキャンプツーリングと遠征を取り入れました。
安全管理のため、クラブ員の名簿を作り、出艇、帰艇はMLで報告することを義務付けています。また、ローカリズムを大切にし、逗子にこだわってます。設立2年目まではメンバーは逗子在住者に限っていたぐらいです。さらに新しい新人も育てたいという願望も持っています。2年に1名ぐらいのペースで新人サーフカヤッカーを輩出したいです。
現在メンバーは13名。遠征チームという別のグループと重なってる人もいますが、これはクラブとはセパレートした集団です。
クラブ内は、キャプテン、IT隊長、宴会隊長、キャンプシェフ、新人教育隊長などの肩書きがあり、それぞれ、一芸に秀でた人が、その役割を果たします。またサーフカヤック、シーカヤックそれぞれで黒帯制度があり、条件を満た人にトーイングロープが進呈され、有段者と認定されます。黒帯拾得者はクラブ内である種の尊敬を受けます。それはシリアスな場面の中でも人を引っ張っていく(トーイングしていく)からです。
このクラブは、残念ながら民主的ではありません。やや実力主義的なカラーもあります。これでいいと思ってます。これか逗子カヌークラブの実態です。
蚊に刺されたら掻けばいい(キンカンはいらない)。 柴田丈弘
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