シーカヤック考

　シーカヤックを買い換えたい、改造したい、という人が急に出てきた。それが一人や二人ではないのだ。
　きっかけは、相模湾横断。風と流れの中で４０ｋｍ以上漕いだ。この条件下で、カヤックによる違いが大きく出た。風に強いカヤック、長距離で非凡な能力を発揮するカヤックが、目の前で本領発揮したのだ。そして、メンバーからその状況を聞いた人にも飛び火している。
　また、技術的にも、長距離を漕ぐには何が必要か、見直す必要がありそうだ。４０ｋｍ台だからまだいいけど、時化た中で、目標をすっぽ抜け、次の目標へ回避航行しなけらばならなくなったとする。その漕ぎ方で、６０ｋｍ漕げる？、OKですか、では８０ｋｍは？
　考えて、考えて、考え抜く。このことにも慣れましょう。あなたの答えは、どこかにあるはずです。
　三浦半島のシーカヤッカーにとって相模湾横断は、とてもいい経験を提供してくれます。トレーニングにもなります。多くのシーカヤッカーが、色々なバリエーションで年に何組みも、何人も、相模湾横断を臆することなくやってのける日が来ることを夢想しております。
　今年は５回横断してますが、年内にもう４－５回やってもいいかなと思ってます。グループで、単独で、乗ったことないカヤックで、出艇場所を変えて、アイデアがどんどん湧いてきます。