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富士山には4つの登山口があります。今回は一番西側の富士宮ルートから山頂へ。僕にとって富士登山はバイクと登山、両方楽しめるのも魅力の1つ。長距離ドライブの機会が与えられます。まだ夜の湘南をかっ切って、潮風を感じながら西へ。御殿場のコンビニで缶コーヒー飲んで休憩。頭がすっきり。そして裾野の樹林帯。湿った朝霧の中をゆっくり登山口まで上がっていく。
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この時期もう閉鎖してる山小屋も多い。でも、開いていたらコーヒーをいただく。僕は身体の一部はもうコーヒーでできてるんじゃないか?というぐらい普段からかなり飲む。富士山で飲むコーヒーは格別。たった一杯のコーヒー、されどコーヒー。一杯のコーヒーから素敵な出会いも。
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山小屋の若いスタッフっていったい何者?という好奇心から取材を開始。基本山好きですが、この青年は「旅人」でした。3ヶ月この小屋で仕事をして稼ぎ、その後下界に降りてニセコ、屋久島と旅を続けるそうです。小屋に入ってからずっと下界に降りていないそうです。すごいな。
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まあ、山頂と言ってもこんな感じ。カジュアルですよ。それぞれのスタイルで、それぞれの方法で登山を楽しめるのが富士山のいいところ。
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富士山の頂上、いわゆる3776mは実は登山道の出口、つまり山頂と思われているところからさらに60m高い富士山測候所のあるところまで上がらなくてはなりません。でも、ここまで行く人は少ない。息も絶え絶えで登山道出口に到着、ここをゴールと思って上がってきたのにさらに60mも登るかと思うと、心が折れてしまうのです。でも、体力が残っていたらぜひここまで行ってみよう。頂点から見る風景は格別。火口をのぞき込むのも悪くない。いつかいつかと思いつつ、僕も初めて登ってみました、剣ヶ峰。やっぱいいわ。
16:00に下山、御殿場のマックで休憩。この時、自宅に帰宅時間を連絡。19:30に逗子着。温かいお風呂が沸いていて、埃だらけの身体を洗い、着替えると居間にはできたての夕食が待っていました。できすぎなぐらいステキな1日。感謝の気持ちでいっぱいです。
我々は海から生まれ、土に還る。 ハンバートハンバート