jogo式Canoe Life

モダンツーリング(8)

 雨降りの日のキャンプは気が重いものだ。装備は湿り、テント生地に雨や風が当たり安眠を妨げる。ホテルや民宿に泊まってしまうのが楽だが、そうも行かない時がある。そんな時は橋の下にテントを張る。

 雨が降りそうな日は天気予報や、空を見ていれば大体分かる。降るなと感じたら、上陸時に地図をじっと見て、橋を探す。大きめの川の河口から川に入り、遡上して、なるべく幅の大きな橋を見つける。そして上陸。

 上陸したら、まずその場所の快適さ、治安状況を確認する。すでに住んでる人(ホームレスの方々)がいたり、良からぬ人々のたむろしていないことを確認。OKならテントを張ってしまう。

 橋の下というのは、意外に静かで、雨露をしのげ、キャンプ地としては上級だ。海辺だと、雨露をしのげる施設と言うのが意外にないものだ。東屋があったといても、小さく、雨が吹き込むものがほとんどだ。

 幼い頃、悪いことをすると親から「お前は橋の下で拾った」と言われた物だ。橋の下の住環境は悪くない。だから子供を橋の下に捨てたのだろう。

 橋の下も「捨てたものじゃない」ですぞ。

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