jogo式Canoe Life

レバノン



 日産を率いるカルロスゴーン氏の奥さん、リタゴーンさんの著書、「ゴーン家の家訓」だ。

 ゴーンさんにしろ、リタさんにしろ、非常に珍しいルーツを持つ人だ。ゴーンさんは、レバノン系ブラジル人。リタさんはレバノン人だが、国内では少数派のキリスト教系。

 「ゴーン家の家訓」は、リタさんの子育てや家を守る上での哲学、大切にしてることをベースに構成されている。しかし、この本を書いたきっかけは、日本では馴染みの薄いレバノンを日本人に知ってもらうこと、だそうだ。

 確かにレバノンの位置を正確に言える人は少ないと思うし、その歴史や文化まで知っている人は珍しい存在だろう。

 他者に興味、関心を抱くことは重要なことだと思う。そして、他者から興味を抱かれることも同じく大切だと思う。

 レバノンには「胃は魂の入り口」ということわざがあるそうだ。だから会食を重視する。お客さんが来たら、必ず食事を勧める。だから、食事はいつも多めに作っているそうだ。そういった家庭で育ったレバノン人はおもてなし上手という。

 リタさんはレバノンを日本人に知ってもらうには、レストランを開き、レバノン料理を食べてもらうのが一番と考えた。この考えを実践するために、東京に2店舗のレバノン料理店を経営している。

 近々、このレストランにご飯を食べに行こうと思っている。店の名前は「マイレバノン」。在京の方、いかがですか?
http://www.e-food.jp/cgi-bin/restfind/view1.cgi?no=1154074012

 

コメント一覧

jogo
フフフ。
 しんのじさんがいつも実践してることじゃないですか。僕もずいぶんたくさん、しんのじさんのご飯を胃袋に収めました。魂は注入されています!
しんのじ
なるほどですね!
食事外交を推し進めた、歴史上有名なフランスのタレーランをふと思い出しました。
たしかに頭と胃は、深く結びついている気がします。
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