オ~ラTさんのブログにアクシデントのレポートがアップされています。
http://blog.livedoor.jp/takadaaajp/archives/52179599.html
http://blog.livedoor.jp/takadaaajp/archives/52179845.html
こういった情報は通常隠れたがる。表に出ない。チャンスがあるなら優れた人の下でたまにでるぐらい。ですがこういった話を正面から聞き、話題にし、少しでも不安があるなら口に出すべきです。なぜなら予防接種のような効果が期待できるからです。知っていると知らないは大きな違いがあります。知っていれば防ぐこと、予防できることはたくさんあります。
なぜレポートが出ないか、見るチャンスがないか。これはカヤッカーは真剣に考えるべきです。それは、体質として、過去に出た事例レポート、報告に対して批判ばかりが表に立ったからです。袋叩き、炎上です。20年前からこの体質は変わっていないように思います。
僕はカヌーを始めた時からこのことに興味を持っていて、この20年、カヌーの事故報告やアクシデント&インシデントのレポートを密かに収集していました。これらがドライレクチャーの中の「事例研究」につながっています。
インシデントを放置し増加させると、いつかアクシデントがおきます。アクシデントを放置し増加させると、いつか深刻な事故につながります。それを防ぐには、足元のインシデントをコントロールし、減らすことに努めること。ですがこの仕組みは、カヤックの世界にはどこにも存在しません。むしろ逆の方向の取り組み、あさっての方向への歩みがみられます。
そこで、逗子カヌークラブでは、このような取り組みをクラブ内で行なっていきます。メンバーには痛みを伴う活動ですが、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」、「毒を食わらば皿まで」精神で取り組みます。
「いつかやるかもしれなし、しないかもしれない」というスタンスは必勝が求められる局面における主要戦力として計算に入れることはできない。 西修剛史
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