いやー、渋かった。全力を傾け、本気も本気、自分の全技術を総動員してやっと1杯。。。
台風が接近すると海の中の傾向が激変します。潮は流れ、うねりが海底を掻き回す。ほとんどの魚はエサを食わなくなり、臨戦状態に入ります。ホント、白が真っ黒に変わるぐらい変わってしまう。タコは基本、釣れなくなります。きっと巣の中、奥の方に籠ってしまうからでしょう。
シカタコ自体は2007年にT師匠が始めた釣法です。ですが、盛り上がって来て人気が出始めたのは昨シーズンから。みんな上手に釣ってました。ところが、問題が。みんなはバンバン釣れるのに、僕はいくらやっても釣れない・・。クロさん、ヒロ隊長あたりはしっかり釣るんですが、僕には全くかからない。
そこで、シーズンの始まる前の1月からタコ釣りの新師匠、しのさんについて、精進しました。釣れなくても、海に行き技術を磨く。タコの動きを探る。
そして5月になりタコ釣りシーズン突入。すると昨年あれだけ釣れなかったタコが釣れる釣れる。昨年と今年、何が違うのか?。何で結果にこんな差が出るのか?。理由を考えてみました。
1)師匠を見つけられたこと。
釣れている人から直接釣り方、コツ、裏技を見せてもらったり教えてもらった。
2)仕掛けの質を上げた。
道具は重要です。そして既製品でなく、自分の釣り方(シカタコ)やフィールドに合ったものを自作できるんだということを知った。そして作った。
3)生態やタコ釣りの歴史、地元での文化を学んだ
図書館や博物館に通いました。相模湾、三浦半島にフィットしたタコ釣りを模索しました。
4)タコ料理とその食文化に触れた。
タコと言えば明石、そして関東ではどこか知ってますか?。『K漁港』です。ここのタコ漁師さんと出会い話ができようになりました。そしてタコの調理法など学びました。すると俄然釣果を得たくなりました。
5)本気になった。
昨年は今に思えば、力が入ってませんでした。今年はなんとしてもと言う気持ち、、「本気」がありました。本気とは何か、本気と嘘ン気は、見た目は同じですが中身は水と油ぐらい違う。ワタクシは本気です。本気と嘘ン気の違いは1回では説明できないので、少しづつやっていきましょう。
ご馳走様でした。 河上めぐみ
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