jogo式Canoe Life

ついにこの日が、キタ~!


 5:30出撃。沖を悠々とT師匠が漕いでいる。ダッシュで漕ぎ寄る。まずは葉山のNポイントへ。先週大型のサバが爆釣した場所。でも全く魚の匂いせず。師匠のセンサーによると、K沖にワカシがいるという。根拠不明だか師匠の言うことに間違いはないので着いて行く。
 するとそこは何万匹ものイワシが海面で口をパクパクしている。ザワザワ~という音。そしてその群れの中で、ザブン!ザブン!と飛沫が上がる。フィッシュイーターによる殺戮が始まってるのだ!
 祭りだ!すかさず狙いすまして、丁寧にその上に航跡を描き、角(疑似餌)を引く。糸巻きがガタガタと唸る。道糸を手繰る。いい引きだ。ばらさないように、慎重に取り込んだ。僕はワカシ5匹、師匠はカンパチを上げている。
 シカトロで重要なのは、魚がどこにいるかを見つけ出すこと。五感を研ぎ澄ませば何とかなる。そしてハンティング精神を持つこと。魚を追い込んで、そして止めを刺す。釣りというより、狩りに近い。だから今人気のカヤックフィッシングとは一線を画す。体力もカヤックをコントロールする技術も必要。それだけに結果が出たときは何倍もうれしい。釣れないと何倍も悔しい。これがシカトロの本質だ。

を引きずるくらいなら、名もない鳥でいい  山崎まさよし

コメント一覧

surfkayak
おぐさん、ども。来ましたよ。来た来た~。さいこうです。早く参戦して下さい。
おぐおぐ
jogoさん、おめでとうございます!ついに来ましたね!この日をどれだけ待ちわびたか(笑) jogoさんの文章にも感動、まったくその通り、昨年末、イナダがこなくなってからどれだけ寂しかったことか。私も来週から出陣します。
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