jogo式Canoe Life

クラブ

 シーカヤッククラブ、それはシーカヤックが普及し、地元へ根付くためにはなくてはなくてはならない存在だろう。
 しかし、特に首都圏ではカヌークラブの衰退と高齢化が問題になっている。僕の所属しているカヌークラブも恐らく平均年齢は50代後半、25歳で入会した僕は、10年たった今でもクラブの最も若手であることに変わりがないという有馬様だ。
 なぜ、カヌークラブが元気がないのか。それは時代の変化にクラブが追いつけなかった、または変化に合わせてクラブの中身を変えることが出来なかったからだと僕は考えている。
 この十年で、カヌースクールやインストラクターが充実、初心者のカヌーを始める場が、カヌースクール、いわゆるプロの人にゆだねられる様になった。そのため、カヌークラブが、カヌーの入り口になりえなくなった。やはり通年、道具と指導者をそろえ、教え方の上手な人のところで初心者はカヌーのイロハを習いたいものだ。到底、クラブではかなわない。
 この時、僕はカヌークラブは、カヌースクールが面倒を見てあげれない、中級者以上の人たちの受け皿になるべきだと考えるのだ。ベテランぞろいのカヌークラブ。上級者が、切磋琢磨して、その中にカヌースクール卒業者をぶち込めばいいのだ。基礎が出来てるんだから、後は先輩を見習って、どんどん伸びていけば良し。絶対に必要なのは、自分の目標に出来る先輩がクラブに存在するかであり、先輩が後輩の目標になりうる人物であるかである。先輩は後輩の見本になれないとダメだ。
 地方には、アクティブなカヌークラブがいくつも存在している。これらのクラブは、上で指摘した点が上手く機能しているケースがほとんどだ。
 サザナミレンジャーズ、僕は今回の九州旅ではこのクラブから大きな応援と支援を受けている。ベテランと若手、ツーリングからレースそして、サーフィンに時に吉野川でロデオプレイと、バラエティーの広さと、そうの厚さでは九州No1のクラブだろう。海辺に気持ちの良いクラブハウスを確保し、クラブハウスという基地があるのも、メンバーの情熱があるからできることなのだろう。
 首都圏にも、このようなカヌークラブが出来ればいいなあ、と思う次第。いっそ、どなたか、作ってみませんか?、こんなクラブを。


 
画像提供 さださん サザナミレンジャーズ、メンバーと
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