いつも見ている富士山。江ノ島の向こう、海の向こうにそびえ立ってます。多くの人にとって、それは風景ですが、僕にとっては、自然を知り、海を知るための指標です。観望天気には富士山の様子を知ることは、必須の情報源。毎日観察しています。
そんな姿を見て?、家族も富士山に興味を持ってくれていて、昨年から富士登山を始めました。いつも見上げている山から、下を見下ろしたら、どんな風景が見えるんだろう?。
二泊三日の家族旅行をを計画しました。2日間のうち、最も天候の安定してる日にアタックをかける。山は天候、体調、体力次第なので、無理せず登れるところまで登って帰ってくる。これが計画の全てです。
富士登山のコースは吉田口、須走口、御殿場口、富士宮口と4つあり、それぞれ特徴があります。昨年7合目まで登った須走口が土地勘があること、植性がよく見てて楽しいこと、情報を得やすいことから、登り口として僕らにとって最適と考えました。
逗子は海抜0メートル。難敵は高度による気圧の低下、そこから起こる高山病。ですので、前泊はできるだけ高度の高いところがいいと考えました。前回は御殿場泊でしたが・・、もう少し高いところ・・、箱根がいい。高度の稼げる場所に温泉宿を見つけました。
10日(土)、3:30起床。4:00に宿を出て、5:00に標高2000mの5合目登山口へ。駐車の作業や着替え、トイレを済ませ(これ重要です)、登山道入り口へ。登山期間(ルートが開いているのは)は明日11日まで。そして山小屋情報板をチェック。山小屋が空いていればトイレ使用、水、食事の販売が行なわれています。トイレは特に深刻です。男性はペットボトルに出してしまえばいいですが、女性はそうはいきません。7−8合目のトイレが全滅です。ここはなかなか厳しいところです。
ジンジャエールですよ。
「富士山は見るのがいい」と言っていた嫁さんが、直前に燃え出し、「私も登る」と言い出しました。とーちゃんも腹を括りました。みんなの荷物を持ち、ぐずるちびちゃんの手をひき、ブルドーザーのような役割を担うことになりましたが、これも想定内で準備をしていました。
まさに砂漠のオアシス。山小屋ではご飯を食べたり、カップラーメンを食べたり(塩分、水分の補給になる)、ところにより、アイスを置いてあるところもありました。パワーがチャージされること間違いなし。山小屋を通るたびに元気が盛り返すものです。
川が危ないから川を拒否するんじゃなくて、川で共存、川で遊ぶ。 野田知佑