シーカヤッカーは有利です

　シーカヤッカーは、普段リスクをはらんだ海という環境で活動しています。この経験は、現在の世の中で応用可能な、今こそ普段経験して蓄積した力を社会で活かす時です。その時がやっときました。
　先が見えない世の中です。これは霧に巻かれ、360度何も見えな海の中を漕ぎ進む時に似ていると思います。シーカヤッカーの能力は驚異的に高いのです。僕は逗子か６０km先の伊豆大島にコンパスだけを頼りに渡った人を知っています。霧に巻かれ、５８kmは霧中漕行。大島に近ずいた最後の２kmでやっと目的地を見たと。シーカヤッカーはナビゲーションの教育を受けている人が多いと思いますが、それを応用すれば、こういう事が可能で、コロナ時代はコンパス一つで霧中を漕ぎす進む、その感覚が必要だと思います。
　ですので、シーカヤッカーは洋々とコロナ時代をこぎ進んでいくと楽観しています。正確に時代を直視し、誤りのない方法で刃のような峰を進んでいく事でしょう。
　誤ってはいけない、迷ってもいけない、ただひたすらあなたのコンパスが指し示す場所に向けて漕ぎ進むのみ。本当にすごい時代がやって来ました。身震いします。ですが、萎縮してはいけない、止まってもいけない。そうしたら黒潮に流され、海の藻屑となってしまう。今こそ、振り立ち、力強く漕ぎ進む時。その時が来たのです。もしかしたらやっとシーカヤッカーの時代が来たのかもしれません。