今年の元旦は久々に(20年ぶり位?)日本で迎えました。別の季節には何度か一時帰国してますが、それでも5年ぶりの日本でした。
この記事では日本国内の交通だけでなく、アメリカ→台湾→日本と移動した航空機についても触れます。「年末旅行【台湾の交通編】」もあわせてご覧下さい。
今回私たちが利用したのは日本航空(JAL)&日本亜細亜航空(JAA)のコンボです。JALとJAAは姉妹会社(親子会社?)だからか乗り換えがスムーズなので、これまで何度か利用しています。ルートはLA→成田→台北(または高雄)→成田→LAです。つまり、「台湾への往復便+日本に立ち寄るオプション」という形を取ります。この場合、「先に日本で遊んでから台湾旅行をし、帰りに乗り換えで成田に寄って(成田の日航ホテルで一泊して)LAに戻る」ようにしても良いですし、今回の私たちのように「先に台湾旅行をしてから日本に里帰りし、数日後にLAに戻る」という選択も可能です。また、「行きは高雄までで帰りは台北から(あるいはその逆)」という買い方をしても往復便とみなされます。
JALの便ですが、今回は行きも帰りもシンガポール航空の添乗員が3~4人同乗していました。制服はJALのものに統一されてたようですが、何人か北京語を話せる添乗員さんがいたので彼女たちがそうだったのでしょう。彼女たちは日本語もきちんと…もしかすると日本人以上に丁寧に話していました。
JALでは7~8年前に利用した時にすでに航空機によっては全席に専用スクリーンが付いていて、映画やニュース番組等を見たり、ゲーム(スーパーファミコン版『スーパーマリオワールド』等)をプレイすることが可能でした。今回乗った便では往復とも同様の設備が整っていて、映画のセレクション(邦画+洋画)も豊富で、もちろんゲーム(JALオリジナル)もプレイできました。音声だけのチャンネルではJ-POP、童謡、洋楽等が聴けました。LA→成田の飛行時間は約11時間、その逆は約9時間と、私が初めてアメリカに来た25年前から進歩がありませんが(どうして?)、こうやって娯楽面が充実してるおかげで時間が経つのが早く感じられました。
ちなみに、私が機内で見たのは『Wedding Crashers』、『スケルトン・キー』、『ファンタスティック・フォー』、『イン・ハー・シューズ』等です。日本の刑事ドラマ(タイトル忘れました)の映画版(特番?)も見ました。息子は『マダガスカル』等を見てましたが、お子様向けのセレクションは少ないようでした。他には昔の日米の名作映画もやってました。ゲームは私は麻雀ばっかりやってました。
日本での足は車(弟が運転)と電車でした。息子は電車がかなり気に入り、何度も乗りたがりました。以前にも乗ってるんですけど、覚えてなかったようで、とても珍しかったのでしょう。あと、「三鷹の森ジブリ美術館」に行った際にはバス(三鷹駅前から専用バスが出ています)に乗りました。
ところで、日本の電車では以前から「携帯電話を使うのはマナー違反」となってましたが、今回帰国した時に車内アナウンスで聞いた「マナーモード」という表現が印象的でした。この「マナーモード」というのは私にとっては初めて聞く表現です。日本人である私にはすぐに意味が理解できましたが、初めて日本を訪れる英語人にはおそらくチンプンカンプンなのではないでしょうか?車内に貼られている英語のメッセージにも「Please set your cellphone in "manner mode"...」という感じ(正確には覚えてません)でわざわざクォーテーション・マークで括って書いてありましたから、「ちゃんとした英語じゃない」というのは書き手も承知してるのかも知れませんが、それにしても、やっぱりわからないだろうと思います。
そもそも、「manner」という言葉には「礼儀」や「作法」だけでなく、「様子」、「態度」、「やり方」といった意味もあり、「mode」の類義語だとも言えます。また、それだけでは「good manner」なのか「bad manner」なのかもわかりません。ついでに言うと、「電車内で携帯電話を使う事がどうしてマナー違反なのか?」という事から説明しないといけないでしょう。こういう婉曲的な言い回しから文化の違いが伺えて興味深いです。
それなら、どう書けば良いのでしょうか?例えば、「Please silence your cellphone while on the train.」というようなダイレクトな指示が良いと思います。ま、それでも「どうして?」と訊かれるかもしれませんが…。
この記事では日本国内の交通だけでなく、アメリカ→台湾→日本と移動した航空機についても触れます。「年末旅行【台湾の交通編】」もあわせてご覧下さい。
今回私たちが利用したのは日本航空(JAL)&日本亜細亜航空(JAA)のコンボです。JALとJAAは姉妹会社(親子会社?)だからか乗り換えがスムーズなので、これまで何度か利用しています。ルートはLA→成田→台北(または高雄)→成田→LAです。つまり、「台湾への往復便+日本に立ち寄るオプション」という形を取ります。この場合、「先に日本で遊んでから台湾旅行をし、帰りに乗り換えで成田に寄って(成田の日航ホテルで一泊して)LAに戻る」ようにしても良いですし、今回の私たちのように「先に台湾旅行をしてから日本に里帰りし、数日後にLAに戻る」という選択も可能です。また、「行きは高雄までで帰りは台北から(あるいはその逆)」という買い方をしても往復便とみなされます。
JALの便ですが、今回は行きも帰りもシンガポール航空の添乗員が3~4人同乗していました。制服はJALのものに統一されてたようですが、何人か北京語を話せる添乗員さんがいたので彼女たちがそうだったのでしょう。彼女たちは日本語もきちんと…もしかすると日本人以上に丁寧に話していました。
JALでは7~8年前に利用した時にすでに航空機によっては全席に専用スクリーンが付いていて、映画やニュース番組等を見たり、ゲーム(スーパーファミコン版『スーパーマリオワールド』等)をプレイすることが可能でした。今回乗った便では往復とも同様の設備が整っていて、映画のセレクション(邦画+洋画)も豊富で、もちろんゲーム(JALオリジナル)もプレイできました。音声だけのチャンネルではJ-POP、童謡、洋楽等が聴けました。LA→成田の飛行時間は約11時間、その逆は約9時間と、私が初めてアメリカに来た25年前から進歩がありませんが(どうして?)、こうやって娯楽面が充実してるおかげで時間が経つのが早く感じられました。
ちなみに、私が機内で見たのは『Wedding Crashers』、『スケルトン・キー』、『ファンタスティック・フォー』、『イン・ハー・シューズ』等です。日本の刑事ドラマ(タイトル忘れました)の映画版(特番?)も見ました。息子は『マダガスカル』等を見てましたが、お子様向けのセレクションは少ないようでした。他には昔の日米の名作映画もやってました。ゲームは私は麻雀ばっかりやってました。
日本での足は車(弟が運転)と電車でした。息子は電車がかなり気に入り、何度も乗りたがりました。以前にも乗ってるんですけど、覚えてなかったようで、とても珍しかったのでしょう。あと、「三鷹の森ジブリ美術館」に行った際にはバス(三鷹駅前から専用バスが出ています)に乗りました。
ところで、日本の電車では以前から「携帯電話を使うのはマナー違反」となってましたが、今回帰国した時に車内アナウンスで聞いた「マナーモード」という表現が印象的でした。この「マナーモード」というのは私にとっては初めて聞く表現です。日本人である私にはすぐに意味が理解できましたが、初めて日本を訪れる英語人にはおそらくチンプンカンプンなのではないでしょうか?車内に貼られている英語のメッセージにも「Please set your cellphone in "manner mode"...」という感じ(正確には覚えてません)でわざわざクォーテーション・マークで括って書いてありましたから、「ちゃんとした英語じゃない」というのは書き手も承知してるのかも知れませんが、それにしても、やっぱりわからないだろうと思います。
そもそも、「manner」という言葉には「礼儀」や「作法」だけでなく、「様子」、「態度」、「やり方」といった意味もあり、「mode」の類義語だとも言えます。また、それだけでは「good manner」なのか「bad manner」なのかもわかりません。ついでに言うと、「電車内で携帯電話を使う事がどうしてマナー違反なのか?」という事から説明しないといけないでしょう。こういう婉曲的な言い回しから文化の違いが伺えて興味深いです。
それなら、どう書けば良いのでしょうか?例えば、「Please silence your cellphone while on the train.」というようなダイレクトな指示が良いと思います。ま、それでも「どうして?」と訊かれるかもしれませんが…。
久しぶりの日本の正月、良かったですね。私は日本の正月、16年程味わってません。
携帯電話のマナーモードのお話、
「なるほど」と読ませていただきました。
「マナーモード」という言葉が
和製英語だということ自体知りませんでした。
ジョウさんのおっしゃる通り、
言葉の意味を考えると、
婉曲な日本的表現ですね。
勉強になりました。