アメリカに暮らす

アメリカのTV番組や日常生活等について綴ります。ニュースのネタバレ度は弱~中、エピガイのネタバレ度は強です。

年末旅行【台湾南部の観光編】

2006年01月21日 | 旅行
今回の台湾旅行(4度目)では高雄と台北の両都市に加え、高雄に近い台南も訪れた。長いので南部と北部に分ける。

まず、高雄(Kaohsiung/カオション)~台南(Tainan/タイナン)では(どれも名称を覚えてないのだけれど)街中の至る所にある沢山の仏教寺を訪れた。高雄&台南では商店街の中にお寺が沢山あり、しかもカラフルなので目立つ。また、境内や周囲には屋台も多い。おそらく、お寺の周りに街がどんどん出来たというパターンなのだろう…と勝手に想像してみる。こういう風景を見た母が「浅草みたいね」と言ったので、「じゃあ、日本に戻ったら浅草に行ってみよう」ということになった。私は幼少の頃に浅草に連れて行ってもらったことがあるらしいのだが、記憶にない。浅草近辺にしばらく住んでいたことがある弟に案内してもらえば良いだろう。(残念ながら、浅草行きは結局、実現しなかった。)

高雄では蓮花潭(蓮池潭)という景勝地を今回初めて訪れた。「池」とはいうものの、かなり大きい。人工湖と呼んでも良いかも?こちらの写真のような塔もある。2つの塔の下方にはそれぞれ巨大な龍と虎が口を開けていて、そこが出入り口になっている。壁やフェンスには史実や英雄譚に基づくという絵が沢山描かれてるので、出展がわかる人はもっと楽しめるかもしれない。正面付近には小さな生簀も囲ってあるが、そこに大量の亀がいたので息子が感動し、しばらく観察していた。もちろん、この周辺にもお寺や屋台がある。ところで、「魚釣り禁止」と書かれた立て札の横で魚釣りをしてる人がいた…。

また、台南では台湾がポルトガルから独立した時に調印か何かの舞台になったらしい砦のような所を訪れた(名称失念)。日本の城もそうだけど、階段が狭くて上り下りしにくい。これはおそらく、敵に攻め込まれた時にいっぺんにドバドバっと入って来られないようにしてあるのだろう。また、抜け穴の跡も残っている。小学校の遠足らしき団体も来ていて結構賑わっていた。そして、この砦の周りもやはり商店街になっていて、屋台もあるが、店を構えてない物売りも多い。笹の葉を使った手作りの笛(トンボやバッタ等に似せたものをその場で作っている)も売られていたので、バッタのやつを1つ購入した。自転車のカゴから何かわけのわからない物を出して売ってるお爺さんもいたので、「これなら、僕たちも折り紙を作って売ることができそうだね」と息子と冗談を言い合った。実は息子は最近、折り紙に夢中なのだ。

灯台も訪れた。灯台(名称?)は高台の上にあり、結構歩かされたが、上からは港が一望できる。これは実は妻が事前にインターネットで調べてリストアップした「観光候補地」に入っていたのだが、そのEメールを受け取った友人たちはそこが私たちが「絶対に行きたい」場所だと勘違いしたようだ。それで、「観光案内じゃなかったら絶対に行かないだろう」というような場所にわざわざ連れて行ってくれたというわけ。実際、そこを訪れるのは皆、初めてだったらしい。ちなみに当日の万歩計はなんと1万5000歩あまり!

骨董品店兼博物館は規模は小さくて、知らなかったら気付かないような場所にあるのだが(他にお客さんはいなかった)、グリーン・デスティニーを含む昔の中国の武器類がいろいろと展示してあり、日本の手裏剣や『ラストサムライ』で使われた刀や鎧もあったが、どれが本物でどれがレプリカなのかは私にはわからなかった。もしかすると、映画で使われた物が中心なのかもしれない。

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