アメリカに暮らす

アメリカのTV番組や日常生活等について綴ります。ニュースのネタバレ度は弱~中、エピガイのネタバレ度は強です。

Show Me the Money 1-1

2006年11月17日 | TV: 2006-2007年シーズン
【アメリカ合衆国での初回放送日 = 2006年11月14日】※ウィリアム・シャトナーが司会を務める新クイズ番組。今回は夜9:30~11:00の特別枠で放送された。次回からは(水)夜8:00~9:00枠が定位置になる。

ウィリアム・シャトナーはアメリカ版『料理の鉄人』の司会を務めた事はあるが、クイズ番組の司会はこれが初めて。

ルール:

※13人の女性ダンサー(The Million Dollar Dancers)がそれぞれ、巻物を持っており、各巻物にはランダムに選ばれた20000~260000ドル(合計12種類)の金額が書かれている。さらに、1つだけ「The Killer Card」と呼ばれるものがある。

※各問題に答えた後、ダンサーを1人選び、「Show me the money!」と言う。すると、指定されたダンサーが巻物を開いて金額を明かす。

※問題に正解すると、指定したダンサーが持つ巻物の金額が賞金に加算される。不正解だと、逆に差し引かれる。合計が負数(赤字)になることもあるので、ゲーム終了までに取り返さないといけない。

※パネルに6つの「+」サインと6つの「-」が並んでおり、正解すると「+」が1つ消え、不正解だと「-」が1つ消える。「+」か「-」のどちらかが6つとも消えたらゲーム終了となり、その時点での合計賞金がもらえる。「-」サインを先に全部消化してゲーム終了となった場合でも各問題の賞金額によっては獲得賞金が残る。

※「The Killer Card」を引いた場合は正解しないと即ゲームオーバーとなり、賞金もゼロになる。正解した場合はそれまでの合計賞金額に変化なしで次の問題に挑む。先に進むほど「The Killer Card」を引く確率が上がるので、できれば6問だけでゲームを終了させたい。

※問題は「A」、「B」、「C」の3つから選べ、答がわからない場合は2回までパスできる。例えば、最初に「B」を選んで答がわからなければ、パスして「A」か「C」を選べる。3つ目の答もわからなかったら、当てずっぽうに何かを言うしかなくなる。一旦パスした問題に戻って答える事はできないので、パスも慎重に行わないといけない。

※「答を言う」→「ダンサーを指定する」→「ダンサーが巻物を開き、金額を明かす」→「正解かどうかが明かされる」という手順なので、「正解なら合計は○○○ドルに上がり、不正解ならXXXドルに下がる」というスリルが味わえる。

…というわけで、新しい形式を打ち出そうという姿勢はわかるのだが、せっかくの努力が空振りになってるのか、はっきり言ってツマラナイ。不正解でも即ゲーム終了にならないからか、各コンテスタントの出番がいたずらに長引いてしまい、冗長に感じる。私としてはもっと頻繁にコンテスタントが入れ替わる方が好みだ。

時折、ダンサーたちが踊ってくれるのがせめてもの救いだが、あとは司会者のウィリアム・シャトナーへの思い入れ度とコンテスタントの性格次第で楽しめるかどうかが決まるだろう。

私自身はもう見ないと思う。


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