2011年7月25日
昨日正午で地上アナログ放送・BSアナログ放送が終了しました。
私の注目したのは、地上アナログ放送停波後の地上デジタル受信レベルの
変化について興味があったので計測してみました。地上デジタルに関係するのは
地上アナログでもUHF電波を使った物です、この地域ではアナログ放送、
デジタル放送共同じ山から送信されているため、出力の大きなアナログ放送が
停波後は影響がなくなり地上デジタル放送の受信レベルがUPするのでは?
と考えました。
計測はテレビの受信レベルを 24日午前と25日夜に計測し比較してみました。
デジタル放送の受信レベル
受信チャンネル UHF ch 14 15 16 17 24 31 32
アナログ停波前 受信レベル 58 58 57 56 59 55 56
アナログ停波後 受信レベル 59 58 58 57 59 58 56
結果、受信レベルが悪くなったチャンネルはありませんでした。
31ch など 受信レベルがUPしたチャンネルがありました。
天候や季節などによっても変化があるので、何とも言えませんが、
受信レベルがUPした事はアナログ電波の影響が無くなった為でしょうか?
どちらにしても、自宅では受信中にノイズが発生する事はありませんので、
数値的に多少満足出来る程度の結果です。
今回歴史的な場面を体験出来た事は無線従事者にとって興味のある
出来事でした。