イサーン旅行から帰ってきて既に18日が経ちました。筆は遅々として進みませんでしたが、今日は今回の旅のハイライトです。ウドンタニ県の山奥にあるWat Pa Phukonをご紹介しましょう。
ウドンタニ市内から100数十キロ北西に走りました。車は私の車、運転はAさん。Na Yung郡の山を登って行くと、その寺院は忽然と姿を現しました。
どう見ても新しいお寺です。タイ暦2552年に完成したそうですから、まだ6年しか経っていません。とにかく中に入ってみましょう。
建物自体はそれほど大きくないのですが、中の仏像は巨大でした。
iPadのカメラにはパノラマ機能がないので、頭から足先まで写すことはできません。高さが6メートル、横20メートルもある仏像です。
建築中の写真です。まず仏像を所定の位置に設置してから、お寺を建てて行ったんですね。この仏像を作るために、イタリアから大理石を運んできたそうです。
パンフレットです。大きい文字の部分は、この仏像の正式名称が書いてあります。読むのも難しいのですが、その意味はさらに難しく、タイ人の妻に聞いてもわからないそうです。
お顔を見つめていると、心が癒されます。
仏像の周りを、(お経を唱えながら)3周してからお祈りします。チェンマイのドイステープもそうですね。いつもケータイを手放さない娘も、お祈りのときは真剣な表情を見せます。
Aさんのご主人Nさんはタイのお寺の中で、最も見る価値のあるのがこのお寺だと言っています。評価はいろいろあるでしょうが、とにかく仏像に関しては、タイでこれまで見た中では最も美しいと言えると思います。
お寺の帰り道で、お昼ご飯を食べようと偶然入ったお店が「あたり」でした。
みんなそれほど美味しそうに食べていないように見えますね。でも違うんです。黙々とイサーンの味を噛みしめているのです。一級品でした。
私もソムタムはいろいろ食べてきましたが、この店にはいろんな種類があります。味は最高でした。しかも、どれも一皿30バーツでした。
これはインゲンをメインにした「タムトゥア」です。ソムタムの変種と言った感じです。
申し分のないカイヤーン。
イサーンらしく、かなり辛めのラープムー。肉類は一皿60バーツでした。
材料のトマトです。ナスも混じっています。いろんな色合いがあるものですね。
調理場も覗かせてもらいました。
座って電卓をはじいているのがこの店の奥さん。子供たちもみんな礼儀正しく、お母さんのお手伝いをしていました。
店の看板には「カイヤーン」としか書いてありませんでした。つまり、店の名前がカイヤーンなのでしょうか?
さてこの日は、夕方ウドンタニ近郊に妻のお友達の新居も訪問しました。子供が2人。ご主人は日本人で、3年前までの私たちのように現在は遠距離別居中です。
豪邸ではないですが、庭が広そうですね。
そのお庭です。面積は800タランワー、すなわち約1000坪です。わが家の5倍です。土地代と家を合わせてトータル200万バーツだったそうです。安い!
お隣さんはこんな感じです。こちらが普通で、日本人の家がちょっと違和感がありますかね・・・
夜は市内の「UD TOWN」で、またまたAさん夫婦と一緒にお食事しました。
お世話になったAさんが、私たちにこう言いました。「そろそろチェンマイの家を売り払って、ウドンタニに引っ越してきてください。」
確かに、ウドンタニは住みやすそうなところでした。市内は適度に都会で、周辺は申し分のない田舎で、私も気に入りました。また遊びに行きたいです。でも、3年住んでいるチェンマイは離れられません。ゴルフ場がたくさんあることも理由のひとつですが、すっかり慣れてしまったのです。永住の地としては文句がありません。
さて、翌日はピサヌロークの山の中にあるリゾートホテルに1泊してから、1週間ぶりにチェンマイに戻ってきました。写真だけアップして、時間のかかった(笑)、イサーン旅行記を終わることにします。
ペッチャブーンの畑
1泊したピサヌロークの「サプライワーン グランドホテル&リゾート」
ホテル内のプール
相変わらずモデル気取りの娘
帰路のウタラディット周辺(国道11号)
ウタラディットではお土産に名産のドリアンを買いました。まだ早かったせいか、値段はやや高めでした。今頃はもっと安く、しかも美味しくなっていることでしょう。
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ご無沙汰しております。都内在住の佐藤です。
その後、奥様、うさぎさん、ご家族みなさんお変わりありませんか?私は今月下旬、長男とチェンマイに行く予定です。チェンマイは2年ぶりです。妻と次男は、先に里帰りしています。チェンマイは毎日暑いと電話で聞いております。タイ旅行は、いつも行きは楽しいですが、帰りはつらいですね。滞在は、以前に買ったメジョー大学近くの、小さな一戸建てです。最初に買った頃は、道から家がはっきり見えたのですが、テスコ横の園芸センターで少しづつ買った果樹のマンゴーやバナナやグアバやションプーやスターフルーツやブーゲンビリアの花で、いつの間にか覆い尽され、一部分しか家が見えなくなりました。植樹は、単に果物を食べるだけではなく、強烈な日差しを遮るよしずの役目と鳥が遊びにくるので観察出来る役目があります。東京では考えられない自然に触れ合い、豊富に果物を、1年中、自家栽培でき、花から実になり食べるまで楽しめます。物価も安く、気候も温暖で、魚釣りも出来、温泉もあり、果物や花も栽培できます。しかしいつも思うのですが自国ではないので限度がありますね。ビザの更新問題、事故病気けがの問題、トラブルがおきた時に外国人に圧倒的に不利な、言葉の問題、法律問題、不動産登記問題。外国人とタイ人間のトラブルで、自国民に肩入れする警察、裁判問題。通り一遍の旅行で滞在するタイと、長期滞在するタイでは、表通りと裏通り以上にタイは極端に違う国です。楽しみつつ常に細心の注意が必要な国です。私は健康第一です。うさぎさん、お体お大事にして下さい。それでは失礼します。