一昨日の夕刻にお寺に入った息子ですが、どうやら楽しく集団生活を送っているようです。今日は、新しく入った子供たちが剃髪する日なので、午後3時ごろにお寺へ見に行きました。
ちょうどその時間帯は瞑想の時間でした。よく見ると、髪をそっている子供と、そうでない子供が混じっています。あれっ?どうして剃髪を済ませた子供が居るんだろうと不思議に思っていたら、親が来た子供から順番に髪を剃っているのだそうです。ということは、次は息子の番ですね。
お相撲さんの断髪式ではありませんが、身内の者がまず、3回ずつ鋏を入れていきます。それから髪にシャンプーをたっぷりつけて、いよいよ剃髪です。
息子が自慢のヘアースタイルだったのですが、ものの5分か10分の間に剃られてしまいました。好きとか嫌いではなく、仏門に入るときの儀式ですから避けて通ることはできません。
坊主頭になっても、息子の顔は、息子の顔です。でも眉を剃ると別人みたいになるものなのですね。
実は、剃髪したあとの顔はwebには載せないでね、と息子に言われていたのですが、こんなことはめったにあることではないので、当然載せることになりますね。
最後の仕上げです。所要時間は全部で15分くらいだったでしょうか。剃ってくれたお坊さんの、気合の入ったというべきでしょうか、まばたき一つしない真剣な表情が私としては印象的でした。
まだ十分に頭を洗っていなかったので、髪のカスが残ってますけど、こうやって見ると、まあ綺麗な方でしょう。本人はこの時点ではまだ鏡も見ていないのですが、果たしてどんな気持ちがするのでしょうか・・・・?
さて明日は、お昼にいよいよ本当に仏門に入る儀式が行われます。この3日間着用していた白い衣類から、タイのお坊さんが身につけているオレンジ色の袈裟(法衣)を初めて着ます。明日から本当の厳しい修行が始まります。
息子が「きょうは何位なの?」とか言ってブログランキングをよく気にします。記事自体はつまらないこともあるでしょうが、かつて共同執筆者であった息子の顔を立ててクリックしていただけるとありがたいです。もし面白い、あるいは役に立ったと思われたなら、もう一つか二つ、オマケにクリックよろしくお願いします。