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楽園づくり ~わが家のチェンマイ移住日記~

日本とタイで別々に生活してきた私たち家族は、チェンマイに家を建てて一緒に暮らし始めました。日常の出来事を綴っていきます。

世にも不思議な携帯音

2012-01-16 22:38:57 | タイの暮らし

特典航空券の件は、その後めでたく解決しました。

結局、来月末に出発、3月上旬に戻る旅程の特典チケットは、手数料として3000マイルを引かれて、きっぱりとキャンセルしました。代わりに、ほぼ同じ旅程の、特典ではない通常のチケットを新たに購入しました。そもそものマイルの有効期限の問題や、特典航空券を購入した日付など、複雑な要素がからむので詳しいことは省略しますが、結論としては、特典チケットを早く購入しすぎたのが間違いの元でした。

新たにチケットを買い直したので、それなりの出費が生じました。でもおかげで、本格的に移住する4月上旬のタイへの往路、2013年2月ごろ所得税の確定申告などのために日本に帰ってくる復路、さらにそのあとのタイへの再渡航と、更にその約1年後の2014年の再帰国の、都合2往復分は特典チケットを充てることができることになりました。何しろ、日程をほぼ自由に変更できる特典チケットの価値は絶大です。日程が決まっていて変更の可能性のない旅行に使うのはもったいないです。

問題の発端は、今年2月に搭乗する特典チケットを、10か月以上も前に購入していたことです。特典チケットは、購入してから1年以内に出発する便にしか変更できません。いやー、勉強になりました。3000マイルのキャンセル料を取られても、もう一度仕切り直したほうが有利です。ANAへは今日3回電話して、いろいろと教えてもらいました。とても親身に相談にのってくれるオペレーターの方ばかりでした。さすがANAです。

10カ月ほど前、最初に購入した特典チケットは35,000マイルで購入したチケットだったので、すぐに3,2000マイルが口座に戻されてきました。支払った諸経費2万円余りも、2か月後に銀行口座に戻してくれます。

 

さて今日のお題は、「不思議な携帯音」です。これも私の無知に起因するのですが、あえて書かせていただきます。ほんとうに、世にも不思議なことがあるものだと私自身は驚いたからです。

不思議な音に気が付いたのは、今朝の未明のことです。正確に言うと、午前5時55分にそれは始まったのでした。

私はいつも朝は遅い方です。特別な用事がない限りは、午前7時半ごろに起床します。そして8時半ごろに家を出て、9時台に職場に着く毎日を送っています。今朝も、目覚まし時計を7時半にセットしていました。

昨夜寝たのは午前1時ごろでした。一旦寝ついたら、途中で目が覚めることの少ない私ですが、今朝は奇妙な物音に起こされました。真っ暗なので時間はよくわかりません。小さな音なのですが、どこかで聞いたことのある音楽が鳴っているのです。夢の中なのか、何なのかはよくわかりません。でも確かに、どこかで聞いた音楽です。半分眠りながら「これは何の音楽だったっけ?」と自問しているうちに、その音はやみました。

「何か変だな。携帯が鳴っている音みたいだったけど・・・・・」そう思ってはみたのですが、すぐにまた眠りに落ちたみたいでした。

ところが、また音楽が聞こえてくるのです。今度はよ~く耳を澄ませてみました。「この音楽、確かに聞き覚えがある。それにバイブレーションの音を伴っている。どう考えたって携帯の着信音だよな」と思っているうちに、またピタリと止みました。どこで音がしていたのか、よくわかりません。

「まさか、タイから持って帰った携帯?」

真っ暗な中を思い切って起きだしました。そしてタイの携帯がしまってある机の引出をあけました。見ると、それは確実に電源を切ってあります。何の変化もありません。

「そうだよな。電源切ってるんだから着信するわけないよな。それに、ここは日本なんだから・・・」

「さては、日本の携帯の音か?あんな音楽じゃなかったと思うけど・・・・もしかして?」そう思うと、もう完全に目が覚めてしまい、日本の携帯もチェックしました。でも着信はありません。

しっくりこないまま、再び眠りにつこうとしたその時、またです。「よーし、今度こそ正体を暴いてやる」と、その音のする方を探りました。すると、それは明らかに机の引き出しの中からしているではないですか。そこにはタイの携帯が入っているのです。音が止むまでに正体を見ようと引出を急いであけました。

やはりそうです。タイの携帯が鳴っている。そう、それはタイの携帯が発している目覚ましアラームの音だったのです。鳴りやむ寸前に手に取ると、電源を切ってあるにもかかわらず、ディスプレーは点灯しています。さてはと思って、アラーム機能を調べると午前3時55分、日本時間の5時55分にセットされていました。

1月9日、タイから日本へ帰国する日、私は携帯の目覚ましを午前3時55分にセットしたのでした。そして家を4時半に出て、午前5時にはスワンナプム空港に着いていました。その目覚ましのセッティングが生きていたのです。電源を切ってあっても、目覚ましは鳴る、ということを知らなかったのです。もしそうだとすれば、あの奇妙な音楽は、日本に帰った翌日の1月10日から毎日午前3時55分に鳴り続けていたはずです。

ではなぜ今日の未明までそれに気付かなかったのか。おそらくその時間帯は深い眠りに入っており、引出にしまっていた携帯の音楽にまったく気づくことがなかったのだと思います。ということは、この正月に買い替える前の古いタイの携帯も、私が日本にいるあいだ、ずっと引き出しの中で毎日毎日鳴り続けていたのかもしれません。一度も本来の目覚ましの役割を果たさずに。

それとも、もうひとつの推理は、1月9日が月曜だったことと関係があるのかもしれません。つまり、月曜日だけ鳴るように目覚ましをセットしたので、その1週間後の今日、再び作動した可能性もあります。

毎日密かに鳴り続けていたのか、それとも1週間ぶりに鳴ったのか、どちらが真実なのでしょうか?何しろ今朝は驚いて、携帯の目覚まし設定をすぐ解除してしまいました。ですから、元はどういう設定だったのか、今となってはわかりません。

携帯の目覚ましは、日本でもタイでも、これまで何度も何度も使っています。でも、電源を切ってしまうのは国外に持ち出したときだけなので、「切ってあってもアラームは生きている」という、その特性に気づかなかったということでしょうか。私にとっては、とっても不思議な経験でした。

 

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