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楽園づくり ~わが家のチェンマイ移住日記~

日本とタイで別々に生活してきた私たち家族は、チェンマイに家を建てて一緒に暮らし始めました。日常の出来事を綴っていきます。

素振りチャンピオン

2012-10-13 15:57:23 | タイの暮らし

今回はゴルフの話です。10年くらい前に椎間板ヘルニアを患ったあと、ゴルフから遠ざかっていたのですが、先月からゆっくりと再開しました。と言っても、近所の練習場に3日に一度くらい通って「慣らし運転」している段階です。

私がゴルフを始めたのは43歳のときです。それまでは不規則でストレスの溜まる仕事が多く、ゴルフどころではありませんでした。根拠はないのですが、「ゴルフをやる奴にろくな人間はいない」と固く信じてもいました。ところが管理職4年目のとき、敬愛する職場の上司に無理やりすすめられて簡単に信念を曲げてしまいました。

私は左利きなのに、深く考えずに右利き用のクラブセットを買ってしまいました。クラブを買ったその日に大きな練習場に行き、レッスンプロから手ほどきを受けました。プロに「実は私は左利きですけど、大丈夫ですか?」と最初に聞きました。すると「右手でボールを投げてみてください」と言われ、やってみたのですが、いわゆる「女投げ」で、距離は10メートルくらいしか前へ行きませんでした。

今度は「どんな格好でもいいですからクラブを振ってみてください」と言われ、右利きのスイングをしてみました。先生は無言です。次に「では、左利きのスイングをしてください」と言われ、素直にやりました。そしたら「右は無理ですね。スイングのスピードが左右で2倍くらい違いますから、左でやってください。」

安物の右利き用のクラブセットを、「大学生の息子にやらせてみたい」という上司に半額で譲り、左利きの、ちょっとグレードの上のクラブセットを新調してレッスンプロの指導を受けるようになりました。白紙の状態で、基本の1からプロに教わったので、自分で言うのもなんですが、素晴らしいスイングが身につきました。7番アイアンから始まってピッチングウエッジのアプローチ、そして最後にパターを教わったところで、「とても筋がいいので、あとは自分で練習してください。何かあったら、いつでも声をかけてください」と言われ、10回の個人レッスンを終えました。一度も教わらなかったドライバーを初めて打ってみると、200ヤードを軽く超える素晴らしい球筋のボールが打てたのには自分でも驚きました。

その後、職場のコンペだけ、年に4~5回参加するようになりました。そのたびに「素振りはすばらしい。ものすごく綺麗なスイングだね」と誰からも賞賛されました。でも「素振りは」という枕詞がいつも付いてくるのです。それもそのはず、本番のコースでボールを打つと、スイングのリズムが目茶目茶になるので、スコアがまとまりません。「こんなはずでは」の繰り返しでした。

一人で熱心に練習場通いを続けるうちに、スイングが徐々に自己流のリズムとタイミングになっていったようです。ゴルフを始めておよそ1年後に、そのレッスンプロに再会して言われたのは「どうです。とっくに100を切ってるでしょ?」「まだ5~6回しかコースに出てないですが、100は切れてません。」「えっ?そんなはずはないですよ。あなたのスイングなら、すぐ100を切れるはずです。」

結局、腰を患うまでの7年間で、優勝したのはたったの1回だけ。それもハンデあってのことですから、いかに本番のコースで、いいボールが打てなかったかが分かります。80台のスコアを出すこともなく、「素振りチャンピオン」と言われ続けてゴルフキャリアを終えるはずでした。

ところが、先月から、ほぼ10年ぶりにゴルフクラブを握り、実際にボールを打ってみて、10年前よりも感触がよくなってきたのです。フック系統のボールが多かった40代と違って、球筋は理想のストレート系になっています。クラブは変えてないのに飛距離も40代の頃と変わらないか、ひょっとするとそれ以上です。

そしてスイングに関して新たな発見がありました。それは「ゆっくりとしたバックスイング」の真髄です。40代のころ、素振りのスイングをほめられたのは、ゆったりしたリズムで大きな弧を描いて振っていたからです。でも本番では打ち急いでリズムを崩し、結果としてミスショットが多かったのです。その問題点を、何と10年のブランクが気付かせてくれました。ゴルフのせいではないけれども腰を痛め、その後に肩も傷め、体力が衰えたからこそ、スイングの基本の中でも最も大切なバックスイングのコツに、今さらのように気づいたのです。

それは何かというと、バックスイングして、切り返す寸前にクラブヘッドが静止する感覚です。おそらく、レッスンプロに教わった時は、自覚しなくても自然に出来ていたんだと思います。それが自己流で練習するうちに早打ちに変わっていったんだろうと思います。60代の今の方が40代よりもボールがよく飛ぶというのは、スイングがゆったりして下半身にタメができるようになったからに違いありません。

画期的な発見をしたと言っても、これから、またまたゴルフスイングの泥沼にはまってしまう予感もあります。でも「手ではなく肩から始動する」「バックスイングの頂点でヘッドを静止させるくらい、ゆっくりとクラブを引く」この2点さえ忘れなければ、ゴルフは楽しいものになりそうです。

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6 コメント

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偉そうな事を申しますと (ヒガシ)
2012-10-13 19:02:19
飛距離は同じ人物の場合
下半身の強さ>>体の柔軟性>>スイング>>腕の筋力 だと思います。
下半身が大事なのは何のスポーツでも共通ですが~
下半身の安定が無いとバランスを崩すだけでなく力をロスすると言い換えた方が分かりやすいのかもしれません

例えば、上に挙げた他3つの要素で1トンのエネルギーを伝えられるとして
下半身の安定が無いと数十パーセントものパワーをロスしちゃいます。
いくらゴルフから遠ざかっていても下半身の強さが以前より増していれば意外と飛距離って伸びるものですよ・・・
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センス (ナッチャン)
2012-10-13 20:57:55
20才過ぎからゴルフを始めて30年
シラチャー、バンプラーの会員権を買って7年
コンペでは何度か優勝もありますけど
未だに90前後のスコアです

「手ではなく肩から始動する」「バックスイングの頂点でヘッドを静止させるくらい、ゆっくりとクラブを引く」

それが出来ないんです
出来たラウンドは良いスコアです

奥が深い!!
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ヒガシさんへ (うさぎ)
2012-10-13 21:34:18
飛距離は、とくにアマチュアにとっては、ゴルフの醍醐味の最たるものですね。かつて一緒に回った人が270~280ヤードのドライバーショットを打った時は、たまげました。下半身が強いんですね、その人、60歳くらいでしたけど。
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ナッチャンさんへ (うさぎ)
2012-10-13 21:44:55
コメントありがとうございます。タイのゴルフ場は日本と 比べてどうですか?私も早くコースデビューしたいんですけど、なかなか一人で行く勇気がなくて・・・

ゴルフは人生そのものと言っていいくらい奥が深いですね。これほど頭を使うスポーツはほかにないですからね。とくにスイングについては永遠のテーマですね。トッププロでも悩みますし。また日によって、これほど好不調の変化の激しいスポーツも他にないような気がします。
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実は・・・ (karatodai)
2012-10-13 23:02:12
実はわたくしシングルなんです
オフィシャルハンデ8です

スウイングはコースに出るとどうしても飛ばしたいという気持ちが先走って俗に言う早打ちになるんでしょうね

どんな時でも同じリズムで打てるようになるといいですね
是非、90切ってラウンドできるように頑張って!
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karatodaiさんへ (うさぎ)
2012-10-13 23:32:45
なぜか「ハンデ8」という人をたくさん知ってますけど、女性でシングルの人にまだ会ったことがありません。

私は40代の7年間で30回くらいラウンドし、べストスコアは92です。実戦不足なのか、何回やってもその程度なのかわかりませんけど、頑張りますね。

ちなみに44歳の人生最初のラウンドは156でしたよ。先輩に、よくぞ数えたと褒められましたけど(笑)。
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