楽園づくり ~わが家のチェンマイ移住日記~

日本とタイで別々に生活してきた私たち家族は、チェンマイに家を建てて一緒に暮らし始めました。日常の出来事を綴っていきます。

パパイヤ協奏曲

2013-09-18 10:22:30 | タイの暮らし

我が家にはパパイヤの木があります。お隣さんからもらったり、市場で買った苗木もあれば、種を捨てたら芽が出て成長したものなど、全部で7本です。

まずは市場で買ってきたものから。

背はまだ1メートルにもなりませんが、それでも花が咲いていますので、実ができる予定です。

つぎはお隣さんからの貰い物。

大きさの比較のために脇に傘を置きました。ローアングルで撮影したので高く見えますが、ちょうど塀の高さです。1.5メートルくらい。横にもう一本同じくらいなのがあります。

つぎは妻が種を撒いたら出てきたものです。

高さは2メートル以上になりました。最初は6本あったのですが、あまりに密集しているので3本間引きしました。それでもまだ接近しすぎるような気がします。こちらも花が少しだけ咲いています。ただ、緑が薄いようです。全体にひょろっとしています。栄養が足りないのかどうか・・・

そして最後はこれです。

実は我が家の敷地外です。裏の田んぼの端っこです。妻がこの場所を選んでわざと種を捨てました。そうしたら、メキメキと成長して、たくさんの実がついています。

下のほうにも葉っぱがありましたが、塀に引っかかって見苦しいので、庭の草刈りに来た人についでに刈ってもらいました。

手を伸ばせば触れますから、収穫できるでしょう。数えてみたら、すでに30個以上もあります。大きいので20センチはあります。さらに木の上の方にはたくさんの花がついています。カタツムリもいますけど。これからも続々と実がなっていきそうです。

ところで、これら7本のパパイヤは、苗木を植えたり、種を撒いたのはほぼ同じ時期なんですよ。記憶に間違いがなければ、今年の1月頃です。にもかからず、ご覧のように、成長の度合いがまったく違います。とくに敷地外にあるのは、雨季に入った5月頃から目に見えて幹が太くなり始め、7月にはたくさん実ができてきました。途中、除草剤が周辺に撒かれたのに、まったく影響を受けませんでした。

私が考えるに、成長の違いの原因は、1本1本の個性もあるでしょうが、土と日当たりではないでしょうか。田んぼのヘリに種を撒いたパパイヤは、日当たりが圧倒的に良いのと、家を建てるための盛り土をしていない場所なので、栄養分の多い土があるのだと思います。

パパイヤはトロピカルフルーツの代表格として、単においしいだけでなく、整腸作用などがあると言われています。便秘にもいいようです。敷地外のパパイヤは、誰かほかの人が先に取ってしまっても、文句は言えませんけれど、収穫が楽しみです。50個はありそうです。

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