昨日タンブンバーンが終わりました。ほっとしたというより、やっぱりグッタリしたというのが本音です。妻も午後は2~3時間ほど寝室から出られませんでした。それでも、やってよかったなあと思います。親戚だけではなく、ご近所の人も手伝いに来たり、ご祝を持ってきてくれたりして、有難い気持ちが湧いてきました。ただ、一度で十分だと思いました。
この日の最初の儀式は土地の神様に家の安泰を祈願するものでした。70歳で元教師のこの方が祈祷してくれました。着工時に行われた儀式と同じで、東西南北の四天王と天地の神に対して、この場所に住む許しを乞うものです。なぜか、祈祷は東側の狭い場所をあえて選んで行われました。
次に、お坊さんが来てくれるはずだったのですが、なかなか現れません。予定より40分遅れて儀式のメイン行事が始まりました。
家族だけが白い紐で囲われた前方の場所に座ります。そして9人のお坊さんたちの読経をまじかで聞くことになりました。日本語ですら、少ししかわからないのに、タイ語のお経はいくつかの単語以外は意味がほとんど分かりません。
それでも、お坊さんたちの声は朗々とした良い声だったので、聞いていて気持ちのよいものでした。
この間、庭では5本の縄に火が点けられました。何の意味があるのか、尋ねるのを忘れましたので、コメントはできませんが・・・
読経が途中一段落したところで、前方に座っている家族だけ、左手に白い紐が結ばれました。本当はお坊さんがこれをやると思うのですが、元教師のこの方が代行しました。いつもやっているみたいで、手慣れたものです。そういえば、新車を買った時も、お寺でお坊さんがハンドルに白い紐を結んくれました。安全祈願です。タンブンバーンでは、家族一人一人の幸せを祈願する儀式となります。
なぜか家族席の中に、あまり見たことのない男の子が一人入っていました。上の娘の恋人なんです。彼の左手にも紐が結ばれていますね。
これ、この3人の前に座っていた私がお坊さんの方を向いたまま、カメラだけ後ろに向けて撮影しました。恋人同士の二人の間に妹が座っているという、変な座り方ですね。
お坊さんの祈祷はだいたい1時間余りで終わりました。足がしびれて思うように動けなくなりました。同じ姿勢でじっとしているというのは、とてもつらいものです。猫だったら、動けなくなったら、そのストレスですぐ死んでしまうくらいですからね。
このあとはお決まりのように、お坊さんたちに食事をお出しします。この場面は撮影するのは失礼にあたりますので省略です。彼ら9人が食事を終るや否や、間髪を入れずに、あちこちに別れて親戚や関係者一同の食事です。全部で30人くらいだったでしょうか。私の判断で、アルコールは一切出しませんでした。(というか、買うのを忘れていたんですけど)
主な料理です。妻、妻の母、さらに親戚の女性3人が分担して早朝から作りました。ここにないものもあり、全部で10種類以上作ったみたいです。
これで去年1月に土地探しから始まった家づくりもひと区切りです。
このあとは、モノとしての家ではなく、家族一人一人の人生の拠り所となる「家」を、みんなで創っていくことになります。
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これで本当に新居での生活がはじまりますね
おめでとうございます。
でも、タンブンバーン 家を汚す儀式??
とどこかのブログに書いてあったきがします。
掃除頑張ってください
恋人が出来たんだ (^^)
いずれは~ なんて思ってましたが早いですね
>>恋人同士の二人の間に妹が座っているという、変な座り方ですね。
父親の気持ちが伝心したのでしょうか? (笑)
でも なにはともあれ、お疲れさまでした。
大体は雑巾で消せましたが、笑うに笑えないのは、一番上のお姉ちゃんが恋人の名前をマジックで自分の部屋の壁に書いてしまったことです。これは自己責任ということで放置です。
もう16歳ですから、自分の世界を作っていく年頃です。
これで、すべて完了ですね。
そして、新たな旅立ちの第一歩ですね。
時間がとれたら、今度お祝いしましょうネ。
細かなことを言えば、問題点がいっぱいありますが、おかげ様で、移住前に想定していたレベルの住環境は確保できました。
買い物ばかりしている毎日が一段落したら、お会いしましょう。