じざいや的日常~きものがたり~着物が織りなす素敵な物語  

元町の着物屋・じざいやの紹介と着物で過ごす日々のこと。
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羅・紗・絽の違い 夏のコーディネイト

2011-06-27 18:31:57 | 元町じざいや日記
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 6月も残りわずか!
 既に 夏着物を着始めていますので
 単衣のお手入れをそろそろ・・・
 でも 夏はあっという間に終わるので
 すぐ 秋の単衣の出番なんですけどね^^;;;

 このところ、 アクセス解析を見ていると
 絽・紗・羅の違いについて調べてる方が多いようなので
 なんか 毎年書いてますけど おさらいです。

 どれも、織るときに糸をからめて(捩る(もじる)、と言い 捩り織りと分類されます)
 隙間を作った織物です。
 捩り方によって 織り上がりの名前があります。 

 まず「羅」。
 人間国宝・北村武資氏で有名ですが
 捩り織りの中では もっとも古くからある織り方で
 正倉院供物の中にも見ることが出来ます。
 それを復元したことで 北村さんは人間国宝になりました。
 組織的には 経糸4本1組で複雑なからませ方をして、
 その間を真っ直ぐに緯糸が通されています。
 機も 普通の高機とは違い(北村さんは機も考案)
 織る、というより 編む、に近い感覚です。
 糸が斜めに渡り、バイヤスを構成するので
 ねじりに強いのも特徴です。

 
 羅の帯です。 
 緯糸がまっすぐで 経糸が斜めになっているのが判りますね。
 経糸が斜めに交差することで 菱型を形成するのも特徴です。

 
 こちらは 滋賀喜の羅。
 


 一番 単純な捩り織りが「紗」です。
 透けていますが、緯糸一本に対して経糸二本を交差させるだけなので
 特殊な機を使う羅と違って通常の機で織ることができます。
 経糸を2本を絡ませた中に 緯糸を通すことで隙間を作ります。
 生地全体に均一に経糸2本分の隙間が出来ているので
 全体がまさに「紗が掛かったように」透けています。

 
 麻の紋紗の襦袢地です。
 紗は単純な織り方なので 平織りと組み合わせて
 様々な柄を織り出すものは「紋紗」と呼ばれます。
 帯では すくい織りと組み合わせたものなどがあります。

 
 捩ってなくても 目の粗いザックリとした帯は
 粗紗、と呼ばれます。  粗紗の八寸帯。

 

 一番良く目にするのが「絽」でしょう。
 「絽」は、「紗」と「平織」を組み合わせた織物です。
 隙間の無い平織りを何段か織った後に
 隙間のある紗を織ることで 筋状に隙間が出来るのです。
 この隙間の間隔によって 
 七・五・三本おきに織りますと
 それぞれ七本絽・五本絽・三本絽と呼ばれます。
 また、強撚糸を使った絽縮緬は 盛夏ではなく単衣のものです。
 緯糸で隙間を作る 普通の絽と
 経糸で隙間を作る 経絽があります。
 
 
 絽に金魚の刺繍の帯。

 
 経絽の帯地。

 

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