じざいや的日常~きものがたり~着物が織りなす素敵な物語  

元町の着物屋・じざいやの紹介と着物で過ごす日々のこと。
犬猫や食べもののことなぞも織り交ぜて。

日本三大刺し子ってなに?

2017-02-06 14:05:59 | 元町じざいや日記

横浜元町・普段きもののじざいやへようこそ!
こんにちは、じざいやのさくらこです。

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装(教室・業者)へにほんブログ村
ランキングアップにご協力を!! 今日も1ポチ!!

じざいやのFBページ にもいいね!をお願いします~

 ううう。

 毎日朝と夕方にブログをアップする、と決めたのに

 今日はもう14時ですよ・・・

 昼前に問屋さんが来て ぐだぐだと話してましたらこの時間。

 やばっ

 ちょっと急いでいきます。

 
 登喜蔵さんの着物に 紙布にこぎん刺しの八寸です。 

 帯の紙布のことは夕方のブログで書きましょう。

 今は 刺し子のことを。

 日本三大刺し子、とは 津軽こぎん刺し、南部菱刺し、庄内刺し子の3つ。

 今回の画像は 津軽こぎん刺です。

 青森県津軽地方に伝わる 刺し子技法の1つで

 この地方での 野良着の呼び方が こぎん(小布、小巾)と呼ばれていたことに

 由来するとされます。

 津軽は寒くて木綿も栽培が出来なかったので 藍染の麻が着られていましたが

 麻は目が粗く通気性と放熱性に優れていて寒いため

 木綿糸を使って刺繍を施すことで 保温性と強度を高め

 さらには装飾性につながり 様々な文様が刺されるようになりました

 文様は 身近な生活の中から生まれ

 花や蝶、牛や馬、豆などの名前が付けられています。

 

  読谷花織が 銭、花、風車の組み合わせなのと似ていますね

 野良着の時代には 藍は布を強くし様々な効用も挙げられて

 庶民の染でしたので そこに当時は高価な木綿の糸を使い

 農家の女性が丹念に刺していきました。

 藍白の潔い清潔感も美しいですが じざいや的に 可愛い色で刺してもらいました。

 着物は登喜蔵さん。

 

 登喜蔵さんの着物は ほっこりしていますが もこもこはしていませんので

 単衣でお召頂けます。

 帯で着まわして 長くお楽しみ頂けます。

 

他の刺し子との違いは、縦の織り目に対して奇数の目を数えて刺すことである。 偶数の目でさすと青森県南部菱刺しになる

 

 

 

ランキングに参加しています。今日も1ポチっと、どうぞよろしくお願いします。

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装(教室・業者)へにほんブログ村
 
着物のローンは 金利の安いこちらをご利用頂けます。
やまとなでしこローン

=== 横浜元町・普段着物のじざいや 紬と木綿が得意です ====

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿