goo blog サービス終了のお知らせ 

Cafe シネマ&シガレッツ

30年代フランス映画
40年代米ミュージカル
戦後の日本映画
なんと贅沢!
黄金の輝き

★あ!生命線が切れている

2006-10-02 | 漫画
「あ!生命線が切れている」っていう好美のぼるという人が書いた漫画を読んだ。
ハチャメチャパワーにぶっ飛んだよぉ!
怖いんだか、可笑しいんだか、つじつま合ってるんだか合ってないんだか、パワーに押されて愉快だったです。
ストーリーは、通り魔に間違えられて自殺した息子の復讐をしてゆく占い師の母。
その母は、関わっていた人たち一人一人の手相の線をいじくりまくって、復讐してゆくのだ。
え?そんな事できるの?って感じだけど、母の顔はマジメに怖いのだ。
コヨリを使って手相の線にしたり、メスで手相の線を切ったり。。。
でも、やられた人の反応が大間抜けで可笑しい。
最後にやられる警察医は、メスで大陽線をいじられて、金の計算が出来なくする。
「一生無料で患者たちの治療に務めるんだな!」
あれ?これでいいの?おとぼけすぎない?
でも、ヒヒヒヒと去ってゆく姿はやはり劇画的で怖い。
うーっ、楽しいっ!

昭和40年代に書きまくった漫画家らしい。


★風雲児たち

2006-09-22 | 漫画
みなもと太郎の漫画「風雲児たち」をRちゃんに借りて読ませてもらった。1600年の関ヶ原の戦いから始まって幕末まで、全30巻。あやぁ、江戸時代ってこんなに面白いの?!って感じです。
私の今までの知識では、何となく関ヶ原で徳川家康が勝利していつの間にか江戸時代になって、お犬様や水戸黄門がいて、元禄時代があって、文化文政があって、幕末の頃には、なぜかいろんな有名人たちが出没して倒幕を。。。くらいなものだったのですが(汗:)
作者のみなもと太郎さんは、幕末を描きたくて書き始めたらしいのですが、はまってしまったんでしょうね?江戸時代に。だって読んでると次から次へ面白い人が登場するもん。もともとギャグ漫画の人なので(実はあまり知らない)キャラクターが凄い顔だったりするんですが、人となりをキチンとふまえているので好きになります。けっこう固そうな歴史上の人物も癖のある人だったり、嫌な老中だと思ってた人が実は先進的な考えの頭の柔らかい好人物だったり、お偉い人と思ってた人が実は。。。なんて。
読んでみて下さい!!絶対損はしないよ~っ!