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米軍、撤退完了前に多数の兵器を無力化 。アフガン首都

2021-08-31 18:42:10 | 戦争・内戦・紛争・クーデター・軍事介入・衝突・暴動・デモ

米軍、撤退完了前に多数の兵器を無力化 。アフガン首都

2021年8月31日 13:33   AFP     発信地:ワシントンD.C./米国 


アフガニスタンの首都カブールの空港で、米空軍機に乗り込む米兵ら(2021年8月30日撮影)

 

【8月31日 AFP】米軍は30日にアフガニスタンからの撤退を完了する前に、首都カブールの空港で、

多数の航空機や装甲車、防衛兵器を無力化した。米中央軍(CENTCOM)のケネス・マッケンジー

(Kenneth McKenzie)司令官が明らかにした。

 

 マッケンジー氏によると、米軍は、カブール(ハミド・カルザイ、Hamid Karzai)国際空港にあった

航空機73機を「武装解除」または無力化した。

 

 また、軍用車両ハンビー(Humvee)27台と、1台100万ドル(約1億1000万円)もするMRAP(耐地雷・

待ち伏せ攻撃防護車両)約70台を残してきたが、MRAPは無力化してきたという。

 

 米軍は、カブールの空港の防衛に使われていた対ロケット弾・野戦砲弾・迫撃砲弾(C-RAM)兵器

システムも残してきた。同システムは30日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が発射したロケット

弾5発の迎撃に役立った。

 

 マッケンジー氏は「われわれは(最後の米軍機が出発する)土壇場まで、システムを稼働し続ける

ことに決めた」と述べた。「こうしたシステムの解体は複雑で時間がかかるので、武装解除し、二度と

使用できないようにする」 

アフガニスタンの首都カブールの空港から飛び立つ米空軍機(2021年8月30日撮影)

 

 


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