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お爺ちゃん家は森の中・ 若者達に自然と故郷の大切さを伝えたい

日本人は山の民。金銭を求めて都会に出て何を得る事が出来ました?
若者は「山に還って故郷をつくろうよ」

野外カマドで落ち葉で煮物

2014年10月17日 | 京都北山

庭の枯れ葉や枯れ枝を集めて野外カマドで煮物をします。これから冬にかけて落ち葉がドンドン落ちて来ます。

今日は天気も良く風も強くは吹きませんでしたから野外カマドに鍋をかけて燃やしました。

温かくて日の光と落ち葉を燃やす熱でカマドの前に座ってコーヒーを飲みながらウツラウツラとしてしまいました。

野外カマドで燃やすには前に並んでいる3種類の道具が便利です。右端の片手で使える小さな熊手(クマデ)これで落ち葉を寄せます。

次の火ばさみ(2種類有って先が広くなっている物は枯れ葉などがつかみやすい、真っ直ぐなものは枯れ枝などをつかむ、2本もいりませんがどちらか使いやすいものを選んでおく)それにウチワ、普通は夏の物ですがこれから火を起こす時期になると活躍します。これで火に風と酸素を送るのです。枯れ葉が勢い良く燃えてくれます。

マンションに生活していると、ガスや電気で熱は作れますが昔は全て自分で火を作って調理や暖房をしていたのです。

お金を出せばガスや電気が自由に使える都会での生活は便利です。

もし、都会でガスや電気が止まったら、どうしますか?

明日からではなく、今から人の助けがなければ生きて行けませんね。もし、大きな災害でガスや電気や水道が止まった時に大都会での生活は出来ませんね。

日ごろから大災害が起こったらどうするか?を考えておかなければなりませんね。そんなこと考えたことはありませんか?

もしおこってもお父さんやお母さんがなんとかしてくれるだろうと思っていませんか?

もうソロソロお前たちもそんな時にどうするか?を考えておくべきですね。

「何でも書くノート」に書いておいて,いざという時にあわてないようにして下さい。

キャンプを楽しみながら、いざという時にどうやってメシをたくか?、どうやって火をたくか?などのトレーニングもしておかなければなりません。

まだ子供だからとボケーとすごすだけでは人間としては一人前ではありません。

こどもは「あそびの中から生活のチエをまなばなければなりません」


寒くなってきたね・今朝は五度でした

2014年10月16日 | 京都北山

お爺ちゃん家もいよいよ冬になって来ました。今朝の温度は6時過ぎで5度でした。横浜では5度と言う温度は真冬でしょう。

朝には薪ストーブの火をつけました。まだ5度では部屋の温度もすぐに上がります。真冬はマイナス5度ですから薪を燃やしても温度は直ぐには上がりません。

これから落ち葉の季節になって来ます。毎日クリやトチノキやモミジの葉っぱが落ち始めます。モミジはまだ赤くなっていないのでもうしばらくは落ちないでしょう。

お爺ちゃん家の庭には70種類の木が生えているので落ち葉の多さはビックリするほどたまります。

毎日竹ぼうきとクマデで集めてたき火をしたり、袋につめておいてストーブのタキツケにします、ぬれた葉っぱはツミアゲて畑のタイヒをつくります。

この前に送ってやったクリのイガが沢山たまっています。これも袋につめてかわかしてストーブでもやします。

もやした後に残る灰(ハイ)は畑にまきます。灰はアルカリ性ですからサンセイの土を中和してくれて作物が良く育ちます。

さむい朝一番にたき火に当たるとカラダの芯(シン)まであたたかくなるから不思議ですね。

落ち葉はゴミではありません。お爺ちゃんは落ち葉は自然がくれた宝物だと思っています。

落ち葉は燃やすだけではなくて落ち葉をソウジすることで身体が温まり運動になります。とくにトシヨリには良い運動です。

今年はこんな大きなオリを作りました

まだ完成していませんが11月15日からの狩猟解禁(猟が出来る日)からこのオリでシカやイノシシをつかまえる予定です。

とれたらまた冷凍便(レイトウ便)で送ってやるからな。


台風被害はまったく無かった・家の周囲の防風林

2014年10月14日 | 京都北山

お爺ちゃん家は南側が開けていて台風などが来れば被害が大きいと思って35年前にこの土地に家を建てた時から南側に樹を植えて台風の時には風を防いでくれる「防風林」としました。

南に植えた木は落葉樹(秋には葉っぱが落ちる木)にしました。台風の時には風を防ぐ防風林、夏には日差しを防いで涼しくしてくれます。

秋の終わりには葉が落ちて冬には暖かい日差しが家の中に入る邪魔をしませんから。

日本人は昔から自然をうまく利用してすごして来ました。

京都は夏は蒸し暑くて、冬は寒い街でしたが昔は家の中を風が通るような構造を工夫してすごしました。

こんど、どんな工夫をして来たかを教えてあげますが。

最近ではエアコンにたよって風が流れないような家が多くなってきました。

もし、電気が来なくなったら多くの人達が熱中症で死んでしまいます。

またそろそろ日本人は自然をうまく使って生活するすべを学ばなければなりません。

自分の人生ですから他人にたよったいまの生活を考え直す時期に来ました。

お前たちも今のうちにお爺ちゃんの生活を体験しておくのが大切です。

自然からハナレタ生活はいつまでも続きません。どこかでヒズミが出て来ます。

もうでているかも知れませんしもうすぐかも知れません。


敬老の日のお祝いをもらいました

2014年09月17日 | 京都北山

敬老の日に紅白の饅頭(めでたい日に赤い饅頭と白い饅頭をセットにして皆にくばるしゅうかんが昔から日本にありました)とこの地域(京北町)だけでつかえる500円の商品券6枚(3000円分)をもらいました。

日本の国には昔からトシヨリをそんけいして大切にするしゅうかんがありました。トシヨリだけでなくて子供たちも神さまから授けられたものとしてみんなが守り育ててきました。

自分さえよければ、弱い者をいじめる、などということは一番きらわれて来たことです。

だから日本ではこどもの日、トシヨリの日(敬老の日)、母の日、父の日、と同じように亡くなったご先祖をまつる日(春分の日、秋分の日=お彼岸)など人を大切にする記念日がたくさんあるのです。

日本人は人だけを大切にするだけではありません。自然を大切にする日(みどりの日、海の日、来年からは山の日などを出来ます)などもあります。

こんなすばらしい国に生まれて来たことを感謝しなければなりません。不平や不満、人の悪口など言わなくてもよい国なのです。

おまえたちも本当の日本の歴史をまなんで日本人に生まれたことをほこりに思って育って下さい。

明後日(18日)の夕方おまえんちに行きます。朝に新幹線で東京へ行き、靖国神社(ヤスクニジンジャ)にお詣りして、そのあとお爺ちゃんの山岳部の先輩のお見舞いに行って、夕方には横浜に行きます。

お前たちがお爺ちゃんに作ってくれると言うカレーを楽しみにしています。きっと夏休みに京都で作ってくれた鹿肉ハンバーグのように美味しいと思います。

ところで、今年の冬は鹿肉をドッサリ送ってやるから大きな冷凍庫を用意しておくようにお母さんに言っとけな。一年中肉を買わなくてすむように送ってやるからな。

大型のオリを作り始めています

今あるおりの他に今年の冬はいっぺんに何頭も入るような大きなオリを作ります。単管(鉄のパイプ。今年の夏ツリーハウスを作ったのと同じ)で組んで金網を周囲にはって、ここにシカやイノシシをさそいこんでとる予定です。今日はパイプで組み上げました。来週はこれに金網をはって土をたがやしてシカやイノシシの好きな野菜を植えます。そして、11月15日からのしゅりょうの出来る日になれば入り口を開けてエモノが入ったら入り口が閉まるしかけでとります。

つくりながらとれた時のことを考えるとワクワクして来ました。これが成功したら家庭菜園にもこのしかけで捕れると思います。

冬休みに来たら入っているのを見ることが出来ると思います。今年の秋は寒そうなのでイノシシはアブラミがついて美味しくなるでしょう。

明後日会えるのを楽しみにしています。


家の近くでピンク色のササユリが咲いたよ

2014年06月27日 | 京都北山

カヒちゃんの朝の散歩で裏山に登ろうとしたら家のすぐ側に写真のように美しいピンク色のササユリが朝露を含んで咲いていました。

ササユリは姿よりも香りが良くてお爺ちゃんは好きなのですが、きょう見つけたササユリはピンク色できれいでした。

今の時期はササユリが以前よりは少なくなったが一輪ずつ、ところどころで咲いています。

木祖村の山小屋の上にも以前は沢山のササユリが咲いていました。もう一度見に行きたいと思っています。

7月に入ったら一度行って来る予定です。ちょうど梅雨時ですからイワナも釣れると思います。

イワナやアマゴの渓流魚(けいりゅうぎょ=水のきれいな渓流に住む魚)は天気の良い日は釣りにくいのです。

梅雨時の雨が降ったすぐ後などはイレグイ(エサを投げ入れるごとに釣れる=良く釣れる事)になる事があります。

長野県木祖村は木曽川(きそがわ)の源流(木曽川が流れ出すところ)ですから水がキレイでイワナやアマゴが育っています。

お前たちもお爺ちゃんと一緒に渓流釣りが早く出来るようになってくれればと思います。

夏休みに逢えるのを楽しみにしています


ツリーハウスをつくり始めたよ(2)

2014年06月17日 | 京都北山

お爺ちゃん家の東のクリの大木2本を利用して2メートルX3メートルの大きさのツリーハウスを高さ3メートルの所につくります、

まず、単管(足場の鉄パイプ)で床をつくります。今日は夕方少し涼しくなってからパイプを立てて脚立(きゃたつ=高い所で作業する台)の上に乗って作業をしました。

お爺ちゃんは後期高齢者ですから不安定な脚立の上に乗って作業するのは本当なら無理なのですが、お爺ちゃんは大丈夫。

なぜなら、お爺ちゃんは若い頃からずーっと岩登り(ロッククライミング)をやって来ましたから高い所で作業するのは普通の人よりは慣れていますから。

だけどやはり高い所は怖いね。無理はしないでお前たちの来る夏休みまでにツリーハウスのベースを作っておきます。

その床にテントを張って山の斜面に出てくる鹿やイノシシを見られると思います。(寝ぼけて落ちないようにしなければ)

この床の上に冬の狩猟期が始まるまでには屋根と壁を付けてツリーハウスにします。そして、夜明けに出てくるシカを鉄砲で狙おうと思っています

お前たちのためにツリーハウスを作るつもりだったのに、やり出したらお爺ちゃんの夢が広がって夢中になっています。

朝、カヒちゃんの散歩の時に写真のようなササユリが咲いていました。

ササユリは葉っぱがササのような形をしているのでササユリと言う名前がついたのだと思います。ササユリは百合の中でも香りが一番強いと思います。姿が見えなくても香りでササユリが近くにあるのがわかるほどです。

 

 


ツリーハウスをつくり始めたよ

2014年06月16日 | 京都北山

お爺ちゃん家のイロリのある丸太小屋の東側の二本のクリの大木と単管(鉄の足場用のパイプ)を利用してツリーハウスを夏休みまでに作っておいてやろうと昨日から作業を始めました。

昼間は暑いので夕方涼しくなってからやっています。一人でやっているのでナカナカはかどらないが夏休みまでには3メートルx2メートルくらいのテラスを3メートルぐらいの高さの所に作っておきます。もちろん、そこまでは梯子で登るようになります。

そのテラスは外から見えないように囲っておきますから、最近、となりの山の斜面の杉の木を伐採されて見通しが良くなっているのでシカやイノシシなどがおりて来たらよく見えると思います。

このテラスに先ずテントを張れるようにして寝袋を持ち込んで一晩中観察できます。月夜の晩などはよく見えると思いますよ。

寝ながら野生動物が見られるお爺ちゃん家に早くしたいと頑張っています。夏休みまであと一ヶ月ほどですね。

家庭菜園の枝豆も育ち始めています。実のなっているグミの鉢植えを買って置いたのを鳥に全部食われてしまいました。残念です。

鉢から出して地面に植え替えます。来年には大きくなってまた実をつけてくれるます、来年実がなればネットをかぶせて鳥に食われないようにします。

グミの実ぐらい小鳥に食べさせてやっても良いのですが、大きなグミの実でしたがもう少しジュクしてから食べようと残しておいたのが失敗でした。

 


お爺ちゃん家の森も木が育ちすぎてジャングルだ!

2014年06月10日 | 京都北山

森の中に家があるように沢山の木(70種類100本ぐらい)を200坪ほどの敷地に植えてきました。

 

冬場は落葉樹(らくようじゅ=冬になると葉が落ちてしまう木)が多いので日当りは良いのですが梅雨の時期になるとすべての木々が葉っぱを一杯つけてうっそうとしげってしまい、とくに梅雨の時期は写真のようにひるまでもうすぐらいジャングルのようになってしまいます。

夢想庵の周囲も

こんなにしげっているのに昨日はまた榊(さかき=神さまにそなえる木)のナエを六本植えました。

そのうえ実のなっているグミの木も買って来ました。これはまだ鉢に植えたままで何処に植えるか決めていません。

家庭菜園の苗作りもじゅんちょうに芽が出て来ました。枝豆もボチボチ四坪の畑にうつします。

梅雨が終わり暑い夏が来ればジャングルのような木々も涼しい日陰を作ってくれます。

秋の台風の時期もこれらの木々が強い風から家を守ってくれます。

日本人はもともと昔から自然を利用して自然の猛威や災害を少なくして来たのです。

柿の実や栗の実、山菜などのめぐみも受けて来ました。

だけど、お爺ちゃん家は少しやりすぎた。今年の秋にはすこし枝などをサンパツしてやろうと思っています。

 


シャクナゲが満開・家庭菜園はじめたよ

2014年05月25日 | 京都北山

ここしばらくシャクナゲの花が満開です。写真のようにお爺ちゃん家には大きなシャグナゲの木が五本ほどあります。

ここに家を建てた30数年前に10本の日本シャクナゲと10本の西洋シャクナゲの花を植えてもらいましたが日本シャクナゲは全滅してしまいました。西洋シャクナゲだけが半分は大きく育って咲いています。

その一本のシャクナゲの下にテーブルとイスを出して森の生活を満喫しています。

イスに座ってお茶を飲んでいると花の良い香りとミツバチがシャクナゲの花の蜜を集めにくるブンブンと言う音を聞きながら幸せな気持ちに浸っています。五月頃がここでは一番良いシーズンです。

家庭菜園を始めましたネットを張ってシカから守っています。

昨年までは自宅から500メートルほど離れた所に畑を作っていたのですが一昨年はカラスにキュウリを全滅されたり、昨年はネットを越えてシカにじゃがいもと枝豆を全滅させられてしまいました。

今年から自宅の裏の去年の夏にお前達に野球を教えた場所を家庭菜園にすることにしました。写真のようにネットを張り巡らせて絶対にシカに食べられないようにしています。

最初は写真のように一坪ほど(1メートルx3メートル)に土を入れてナスビ、キュウリ、トマト、トウガラシ、ミニカボチャを植えました。

すぐに、もう一坪ふやしてます。夏には四坪くらいになっているかもしれません。(あまり増やしても食べきれませんから)

庭のプラムも実がつき始めました。お前達が来る頃には食べられるようになっていれば良いのにな。


お爺ちゃん家の庭にもやっと桃の花が咲きました

2014年04月23日 | 京都北山

今年の春は日中は暖かいのですが朝夕が寒くてまだお爺ちゃん家ではストーブをたいています。

寒さのせいか? 庭の花の木がやっと咲き始めました。上の写真は桃の花(お前たちが赤ちゃんの頃、夏にアセモを治すのにモモの生の葉っぱをよく送ってやっていました。葉っぱを取りすぎたせいか? 元気が無くなってしまいました。

お前たちの子供たちのために2代目として昨年2本の花桃ノ木を植えました。20年もたったら立派な桃ノ木になっているでしょう。

その頃にはもうお爺ちゃんはいないから京都のおじちゃんにたのんで送ってもらったら良いでしょう。

昨年植えたしだれ桜も花が咲きました。何年かすれば立派な桜になるでしょう

モクレンも咲きましたが楠木や栗の大木の陰でマバラに咲いています

ユキヤナギも庭のアチコチで咲いています。

これから暖かくなるにしたがい八重桜やシャクナゲなどが咲きます。

そのころは長野県木祖村の山小屋でお前たちと会っているでしょう。連休の後半に合えるのを楽しみにしています。