いつもの年に比べて今年の秋は暖かくてモミジが色ずくにはほど遠かった。
今朝になって今年初めてマイナス3度まで下がりました。
我が家のモミジも赤くなる前に散り始めています。この寒さで残ったモミジだけでも赤くなってくれればと期待しています。
この秋はズーと暖かかったので冬支度が遅れてしまいました。あわてて薪ストーブにも日を入れる準備をしました。
今夜当たり冬型が強くなって行きでも降れば今履いているノーマルタイヤでは危ないので急きょ2台の車にスタッドレスに付け替えました。
滅多に11月中に冬タイヤが必要な程は積もりませんが最近の気候はとんでもない異変がしばしば起こっていますので油断はなりません。
積雪には運転技術も必要ですがほとんどはタイヤ性能によります。今年も4WDとスタッドレスで無事に乗り切るつもりです。
狩猟も15日から解禁になっていますが今年はまだオリのセットもしていません。
冷凍庫が満タンで獲れても保存するスペースがありません、それに今年のように秋が暖かいとイノシシに脂がついていません。
油の付いていないイノシシは美味く無いので獲る気がしません。(本当は解体するのが億劫になっているのです)
猟仲間がみんな高齢化してしまい、解体を手伝ってもらう人が居なくなってしまいました。
それにこれからの季節は街から雪道や凍った道を走って来てもらうのも危険です。
寒空の中一人でシカやイノシシを解体するのは結構体力が要ります。(こんな愚痴を言うようではもうトシなのですね)
ヤハリ季節は何時もの通り秋になれば寒くなり、冬になれば雪が積もる、猟期になればイソイソと猟に出る、猟期が終われば次の猟期に期待して銃を磨く。
メリハリのある生活が大切なのですね。最近のように年中害獣駆除で猟が出来るのはスポーツハンティングを高尚な趣味として楽しみたいと思っているハンターにとってはダルイ事です。(高尚なハンターとは私の事ではありません、念のため)
害獣駆除を賞金稼ぎと割り切ってしまえば良い事ですが獲った獲物を食べる事なく捨ててしまうと言う行為には抵抗を感じます。
ジビエ料理がもっと普及するようになれば、解体の手伝いも含めて食べてくれる人があれば獲る事はいとわないのですが。
これから先、このあたりの農林業は増えすぎた鹿でマトモな農業は成り立たなくなってしまいます。
もともと日本の農業は鹿やイノシシが出なくても成り立っていませんが(本当のことを言うと農家からしかられそうですが)
猟仲間を増やす事から始めなくては銃猟は当分オアズケです。
鉄砲も出番を待っていますが