ジローのヨーロッパ考・続編

“ジローのヨーロッパ考”に続く内容です。

BBC発: Belarus rocked by anti-government protests

2020-08-20 15:06:47 | 日記

2020年8月20日(Thu.) 普段はwatchしていないエリアではありますが、あの選挙プロセスの歪みは腹立たしいものがあります。独裁体制下では如何なる不正も通してしまうのでしょう。かつてのスターリン独裁時代の忌まわしい出来事が想起されます。あのデッチ上げのモスクワ裁判( frame-up )もその一つです。(ニュースソース: BBC 8月17日発 )

<原文の一部>

In pictures: Belarus rocked by anti-government protests

Belarus has been gripped by unprecedented mass protests, with hundreds of thousands of people taking to the streets in recent days.

The mounting anger was triggered by a disputed presidential election on 9 August that saw long-time authoritarian leader Alexander Lukashenko re-elected despite widespread allegations of vote-rigging.

The wave of anger has been fuelled further by police violence towards opposition supporters.

(抜粋)ベラルーシは、空前の規模の抗議に包まれています。ここ数日は、十万規模の人々が路上に繰り出しています。怒りの発端は、8月9日の問題ある大統領選にあります。それは現大統領の再選に関する不正疑惑によります。そして、この怒りにさらに油を注いだのは、警察による抗議者への暴力でした。

An opposition rally in the capital, Minsk, on Sunday was described by local media as "the largest in the history of independent Belarus".

Unofficial estimates for the gathering ranged between 100,000 and 220,000 people. A rival rally was also held in the city, but attracted far fewer people.

(抜粋)抗議集会は、首都ミンスクで、日曜日行われました。現地メディアによると、ベラルーシ独立以来、最大のものだと言います。非公式集計数値では、100,000〜220,000人が集まったと思われます。一方、これに対峙する側の集会も開かれましたが、遥かに少ない人が集まっただけでした。

Prior to election day, there were widespread fears about possible falsifications. No independent observers were invited and numerous irregularities were documented.

The Central Election Commission said Mr Lukashenko had won 80.1% of the vote and opposition candidate Svetlana Tikhanovskaya 10.12%.

But Ms Tikhanovskaya, who left for Lithuania after denouncing the results, insists that where votes were properly counted she won at least 60%.

(超抜粋)選挙当日より前に、偽造・不正の可能性が懸念されていました。また、独立系の監視委員会も招致されませんでした。そして、多くの不法行為が記録されています。

結果は、現大統領が80.1%の得票率と発表されましたが、候補者の一方のMs Tikhanovskayaは結果を非難した後に隣国のリトアニアに向かいましたが、得票率は彼女が60%で勝利していたと主張しています。

・・・ 以下、転載省略。 原文サイトはこちら ・・・

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この選挙の不正行為は、日本国内のメディアでも報じられていることです。この傲慢・不正の塊のような大統領一派に鉄槌が下されることを切に願うものです。

但し、隣国大国の後押し(不正助長・圧力?)もあるようなので、クリミヤ半島のような事態にならないように、世界が監視を続ける必要があるでしょう。

何れにしても、右も左も独裁政権的な政治体制は、実に非民主的で、一般人民を抑圧するものであり、裏を返せば、一部の特権階級や仲間だけが優遇される差別・格差社会そのものであると言えます。どこかに類似の例があります・・・。

たった今、本日のCOVID19 、東京の数値が速報されました。なんと339人だそうです。一体、都知事小池は何をやっているのか?! 何もやっていないだろう❗️ 東京都民も黙っていないで、抗議活動をすべきではないか、ベラルーシのように。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。

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