ジローのヨーロッパ考・続編

“ジローのヨーロッパ考”に続く内容です。

臨時: 東京は対策しているのか?

2020-07-02 16:15:47 | 日記

2020年7月2日(Thu.) COVID19 に関する大きな疑問です。報道内容のみによって東京都等の対応を窺い知ることが出来ませんが、都がやっていることは、PCR検査と感染者数・その内訳等を発表し、注意を促しているだけのようにしか伝わって来ていません。

先ずは検査と隔離に関してですが、本来は、感染者が出た店舗等に関しては、濃厚接触者や来店・入室した顧客・関係者への追跡調査・検査、濃厚接触者の家族・同居者等への検査、当該店舗が雑居ビルにある場合は、そのビル全体への検査拡大等々。検査はどこまで網羅的に行っているのか開示すべきです。少なくとも現在は、十分には拡大していないようにしか見えません(推定、やっていれば開示できる筈)。もし、これを否定するのであれば、具体的に説明すべきです。同様に、感染者や検査結果待ちの人々の隔離・待機体制はどのようにしているのか。まさか、“野放し“と言うことはないでしょうね。

一方で、当該業界全体や、地域を包括した lockdown は補償問題も含めて政府も都も二の足を踏んでいるようです。この方法の lockdown は無理があると思われるので、今やれることは、今やるべきことは、感染者を出した店舗等の期間限定営業停止(2週間とか)でしょう。そして、エアゾル感染等の恐れにも注視するのであれば、当該店舗が入居しているビルも同期間封鎖すべきでしょう。これを、新宿だとか、池袋だとか、横浜市だとかの該当店舗で実施すべきです。何故、これらの措置を即断・実行しないのか?! 結果、今日の東京は107人もの感染者発生に及んでいます。この責任は、小池都知事・都庁にあるとしか言えません。

これまで、都知事は、医療体制が整っているので50・60人日でも大丈夫的な発言をしていますが、論点が違います。また、“感染者に占める若者の比率が高いから安心“ではないのです。感染者を増やしてしまうことは、確率的に死者を出すことに繋がるのです。これを軽視した発言です。それとも、医療体制が整った結果、死者ゼロが実現出来ているのですか、そんな話はあり得ません。そして、今日の東京107人、益々、感染者が拡大しているではありませんか。具体的な対策は何も実施していないとしか見えません。

ゴチャゴチャとした指標、しかも数値目安・基準値すら示せないものを時間をかけて検討するよりも、無意味な東京アラートを考えているよりも、感染拡大を阻止する具体策を即実施せよ!

全体を俯瞰すると、都知事は、何かを“やっている感“を醸し出そうとしているだけで、実効ある具体策は何一つ打てていないではありませんか?! (そう見える) そして、穿った見方をするのであれば、都知事選前に、感染者数の増大を見ると、選挙上不利になるので検査数そのものを抑え込んでいるのではないかとの疑念すら湧いて来てしまいます。

もう何ヶ月検討しているのだ?! 都民・国民を見殺しにするな! よくも都民は黙っているものですね、不思議に感じます。 沈黙は是認に等しいとも言います。声を上げるべきです、政治に疎い日本人であっても・・・。

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