そうです私がセ ッ ク ス ボ ラ ン テ ィ ア (SV) で す

セックスボランティアとは、障害者に同情して、タダでセックスしてあげる人のことではありません。

モテる障害者レッスン4

2006-02-10 11:16:58 | モテる障害者レッスン
こんな書き込みがありました。

そのまま転載するのははばかられるので、その方のいいたかったであろう事を、私の解釈で再構成してお伝えします。

「お願い」
ボランティアをしていたことある○○

女性が介助に来ただけで、股間を大きく膨らませる障害者がいます。
女性の介助者、特に若い女性の介助者を見ると「メルアドを教えて」と必ず聞く障害者がいます。
すぐに女性の介助者を好きになって「付き合ってください」「彼女になってください」と言う障害者がいます。
「お付き合いはできない」と断っても、「メールだけ」といってメールのやり取りを求めた挙句に、結局またお付き合いを迫る、または自慰の介助を求める障害者がいます。

ある40代の既婚の介助者は、ある障害者に自慰の介助を頼まれ「手伝いは出来ない」と断わったのです。
すると後日、市を経由して「態度が悪い」と、障害者からクレームが来たとの知らせを受けました。

ある日、ピクニックにいきました。
ある障害者男性を見ると、女の子に食事を食べさせてもらいながら、股間を膨らませているのがわかりました。

障害者だから仕方ない、自慰できないから、悪びれずに人前で股間を膨らませても、仕方ないで済ませられることでしょうか。

私は障害のあるかたが恋をしてはいけないとは言いません。

でも、常識としてどうでしょう。
相手が介助してくれる女性だからといって、メール交換をしつこくせがんだり、挙句、お付き合いを迫ったり、自慰の介助を迫ったりすることが、常識だと思われてはいないでしょうか。

そんなことばかりしていると、せっかく来てくれた女性のボランティアさんがみんな来なくなってしまうので、常識ある態度で接して欲しいのです。




とまあ、こんな意味合いの書き込みでした。

これは、常識云々の前に、知的に問題がある方ではないか、をクリアにせねばなりませんが・・・。


でも、知的に問題のない方で、こういう方、確かにいます。


はい。実際にいます。



ですから、今回、あえてここに書きました。


障害者は、もちろん恋をしてもいい。
でも、自分の方法をごり押しするのだけは、もうやめよう。


本当にモテる障害者になるために、こにぃ企画を利用しよう。(ちょっと宣伝)


まじめな話、頼むから、これ以上、障害者と呼ばれる人たちの評判を落とすようなことはしないで欲しいです。

やさしくしてくれる人は、あなたの事を恋愛対象としてみているから優しいんじゃないってことに、気づいてください。
幻想、妄想から、目を覚ましてください。

このままの自分を受け入れてくれぇ~というのは、無理な話ですから、やめましょう。

ジャイアンの歌は、本能的に脳が聴かないように警告を発するのです。(おっと主旨がずれそうだ)

だけど、やたらと卑屈になるのもやめましょう。
同じ人間なんだから。


現実の異性に目を向けましょう。


まずは、その人がどう思うかを考えてあげられる人になりましょう。
人が嫌がってることに、気づける人になりましょう。

そして、その人が「嫌がってない」ということに気づける人になりましょう。

自信もっていいときもあるんです。

人の心を思いはかることのできる、想像力を身につけましょう。

9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
現実の (かな)
2006-02-10 12:50:41
文脈の中の

「現実の異性に目を向けましょう。」

という言葉・・・とてもよく分かるような気がしました。
返信する
恋愛障害者 (小町)
2006-02-10 15:31:18
こんにちは。妹がヘルパーの資格を取得するとき、利用者さんからの性的介助要求、利用者家族からのセクハラや買春要求があることを、聞かされました。

妹は、現在ヘルパーの職を選択していません。知らない世界で、勉強になったとは言っています。

身近に女性がいないから、出会ったら速攻で下半身の相手や恋愛対象にされたのでは、大方の女性は逃げてしまいます。

必要とされ、大事な仕事で、人手が少しでも欲しい職種なのに、勘違いされている一部の方のために、この職を選べない女性がいることを、

当事者の方々は、どう思われているんでしょう?

非モテ界隈で言われている「恋愛障害者」が、多いようですね。



正直……障害のある男性数人のサイトで、好感を持ったのは、お一人だけ。女性にがっついた雰囲気が感じられず、知的な方だなと。





それから、私は、宗教とも福祉とも無関係です。











返信する
そうですよねぇ (こにぃ)
2006-02-10 16:12:05
まさにそうなんですよ・・・。



障害があってもなくても、あんたのことだけは好きにならん。

そう言ってしまいたくなる男性がいます。



だからこそ、こにぃ企画の中の「教育」分野をはやいところ確立していかないと、ますます、心優しい介助者が傷ついて離れていってしまうのです。



そして、(数少ない)ステキな障害者が、偏見の目にさらされて誤解され孤独に生きていかねばならなくなる。



難しいことだけど、このままでいてはいけないのです。

返信する
そうですよねー。 (小町)
2006-02-13 19:28:43
今回、10人の日記を拝読しました。

こにぃさんの精神的ながっくりという声が、

聞こえてきそうです。



なんなんでしょうね。ただでセックス希望・募集……。

どん引きしました。心が狭くて結構。

感じたまま、言わせて頂くと、

[バカじゃないかしら?]





こにぃさん、働きすぎて、具合が悪くならないように。

こにぃさんが、にこにこしてること、そのことのほうが非モテ障害者支援より、

優先されることだと…。



返信する
…心の問題… (兔Chanの恋人)
2006-08-02 21:21:18
 そぅです!!正にそぅ!!その通り!!!!!私も昔はガッツいていた(そんな気はなかったんですが…)のでよくわかります。でも、今は、白黒いって、モテています。身体は不自由ですが、本命以外ですが、モテています。…それは…、すぐに異性をその対象としないからです。やはり、何事も、相手を知ってから…。相談事も秘密の楽しい計画も、[気心の知れた、仲良し]にしか話しませんよね。信用できない人とは友達にはなれないし、勿論、恋愛関係になんて、なれるわけがナィ。相手をよく知ろうとする事、自分をよく、知って貰う事、お互いに思いやりをもって、尊重し合える事、コレが前提だと思いますね。これだけしってて、未だに彼氏がいないのは…何故だろう……。
返信する
生きたくて生きているのではありません。 ()
2006-08-21 14:00:31
私は障害者です。



上記記載のマナーのない態度については、同じ障害者として恥かしく思います。しかし、はっきり申します。私、生きたくて生きてるんじゃありません。介護を受けることも屈辱ですし、できないことも沢山あります。オシャレをしたくても、収入が低いため、服が買えません。恋愛対象として見られていないことも理解しています。私は死ぬ権利が欲しいです。障害者として生かされるよりも、尊厳を持って、死なせていただきたいと思います。はい、ありのままの私を受け入れてくれる方など存在しないことも分かっています。生きることは耐えることや苦しむことではありません。私は自分の意思で死を選べる尊厳死が早く認められて欲しいと思っています。
返信する
Unknown ()
2006-08-21 14:59:15
私、障害者同士の恋愛にはまったく興味ありません。よく見かける”閉鎖的な恋愛ワールド”はうんざりなんです。えぇ、私が健常者の女性を好きになっても、相手にされないことは分かってますよ。だから、私には、好きな人とセックスをするということは不可能なんです。こにぃさんのおっしゃってる”相手”の時点で私は脱落です。風俗でなじみの相手を見つけるという方法もありますが、収入の低い障害者にはかなりの負担になります。あと、「障害あってもなくても」という表現はやめてください。私、障害がなければ、今とは違う人生があったと思ってますから。
返信する
Unknown ()
2006-08-21 17:15:58
私、「同じ人間」という言葉を聞くたびに、メチャクチャ、腹が立つんですね。もう、結構ですから、そんな言葉。嘘と偽善にしか聞こえませんから。一切、求めてませんから。こにぃさんに見て欲しい映画があります。「海を飛ぶ夢」 アカデミー賞を受章した尊厳死をテーマにした映画です。ツタヤで気軽に借りられます。私、同情もボランティアも一切、求めません。自分の人生、自分で決めたいのです。色々いう人もいるけど、成人したら、本人に死ぬ権利があると思います。
返信する
Unknown (ハイジ)
2006-09-07 00:20:16
はじめまして。

今日はじめてこのページを拝見しました。

私は一昨年、卒業論文でセックスボランティアについて書きました。

初めはゼミの教授からも反対されました。

でもどうしても譲れませんでした。



私は性とはセックスや身体的快楽だけではないと思います。

でも 

、調べれば調べるほど、日本人にとっての性=セックス・身体的快楽なのかと感じました。

一昨年に比べると、インターネットで『セックスボランティア』と調べるとたくさんのページがあがってきます。でも、増えた多くは『セックスボランティア』に対する批判的意見でした。

それは、日本人にとってセックスという言葉が=身体的快楽とすぐに繋がってしまうからではないかと感じました。

他国で行われているセックスボランティアは、果たして快楽のみを目的としているものだけではありません。

しかし、セックスボランティアに関する本もたくさん出てきたなか、セックスの相手をする人、という固定観念があるのではないでしょうか。

精神的な面が置き去りにされていると思います。



私はもっと選択肢が増える社会になれればいいのに、と思います。人はそれぞれ求めるものが違います。価値観も違います。

俗に言うセックスボランティア(セックスの相手のみ)を求める人・相談を求めている人には話せる相手・知識がほしい人には専門的なセラピスト。



本来、皆考え方が異なるのが人間です。

だからこそ、一つの正しい答えはないと思います。



自分で決められるだけの選択肢がないことがまず問題だと思います。



私はいろいろなサイトで障害者に性の権利がない、と書き込みをしている人には、自分が障害を持ったときの事を想像してみてほしいです。

そしたら、もう二度と、そんな言葉はでてこない。



返信する