そうです私がセ ッ ク ス ボ ラ ン テ ィ ア (SV) で す

セックスボランティアとは、障害者に同情して、タダでセックスしてあげる人のことではありません。

好きな人が障害者になって・・・

2007-02-20 23:36:45 | 我思う
好きな人(お付き合いしてる人)が障害者になったとします。

障害をもった方が、相手を想って別れ話を切り出しても、相手は別れる気は無いと答えるとしたら。

きっと、美談なんでしょうね。


出会う前から障害がある人とお付き合いすることになると、これまた美談なんでしょうか?
障害をもつ方が女性の場合と男性の場合では、違うのかな・・・と考えていました。

いわば障害をもった方とのお付き合いは、介助者として期待されているという部分が大きいのかもしれませんね。

介助とか介護とかは嫁の仕事と思われがちですので、世帯主として、生活費を稼ぎつつ、もちろんパートナーの介助をすることが求められたら、そりゃ、難しいですよね・・・。

障害をもたない人間が、介助者として必要とされることにも喜びを感じることは間違いないでしょう。

でも、親の気持ちとしては、(介助者としての)自分の後継者ができたことを喜ぶか、そういったことをさせたくない(もしくは誰にも任せることができない)と考えるのではないかと思います。

逆に、障害のない人の側の家族は何でわざわざそんな苦労をする必要があるのか(苦労させられるに決まっている)と考えるのもまた当然なのかもしれません。

念のため申し上げますが、障害をお持ちの方、もしくは家族、障害をお持ちの方とのお付き合い(婚姻関係)をしておられる方の家族のみなさまに、全員こういった考えであるとは考えておりません。

もう亡くなりましたが、私の大好きだったおばあちゃんは、若いうちに倒れて半身麻痺になりました。
杖をついての歩行は可能だったけど、排泄、食事、入浴に介助が必要で、言語障害は無いということだったのに、声が弱々しくなってしまい、発話が明瞭でなくなって、だんだんと会話も減ってしまいました。

たまに会えば介助するのは全く苦にならなかったし、日ごろ会えない分、なんでもかんでも手を貸したいと考えてました。

でも、毎日はできなかったです。

今、あなたに障害が無いとしても、今、お付き合いしてる人に障害が無いとしても、将来どちらかもしくは両者が障害をもつということはあり得るんですよね。

だからこそ、自分ごととして、一緒に考えてみませんか?