お天道様が見ているよ!

田舎に住んでいる 学の無い50代おばちゃんが、読書を通じて学んでいくブログ。「年間50冊読む」が目標です。

令和5年に読んだ本

2023-02-20 14:34:34 | 令和5年に読んだ本

                  

令和5年に読んだ本

1月

 ①田中英道 『日本国史・上』 育鵬社

 ②やましたひでこ 『断捨離』 マガジンハウス 再読4回目

 ③やましたひでこ 『ようこそ断捨離へ』 宝島社  再読 4回目

 ④林田明大 『真説「陽明学」入門』 ワニブックス

2月

 ⑤藤井聡 『日本滅亡論』 経営科学出版 

 ⑥鈴木宣弘 『世界で最初に飢えるのは日本』

 ⑦鈴木宣弘 『食の戦争』 文春新書

  ⑧野口勲 『タネが危ない』 日本経済新聞社

    ⑨中江彰 『中江藤樹 人生百訓』 致知出版社

 ⑩池田整治 『マインドコントロール』 ビジネス社

 ⑪久保田一 『中江藤樹』 致知出版

3月

 ⑫ケリー・ターナー『・・・・・・・』

 ⑬キャロライン・メイス『チャクラで生きる』

 ⑭ヘンリー・S・ストークス『世界に比類なき日本文化』

 ⑮呉善花『漢字廃止で韓国に何が起きたか』

4月

 ⑯茂木誠『日本人の武器としての世界史講座』

    ⑰和田竜『のぼうの城』 小学館

 ⑱岸見一郎『本をどう読むか』 ポプラ社

5月

 ⑲飲茶著『14歳からの哲学入門』 二見書房

 ⑳吉田悦之著『本居宣長』日本人のこころの言葉

6月

 ㉑山村明義著 『神道と日本人』 魂とこころの源を探して

 ㉒田中英道・茂木誠著 『日本とユダヤの古代史&世界史』 ワニブックス

   ㉓講談社少年少女古典文学館『万葉集』  講談社

   ㉔続き仁子著『和魂英才』のすすめ PHP   

 

 

 


TPPとは何か?

2023-02-20 08:42:15 | 政治

               

ニュースで良く見るTPPとは何か?

環太平洋パートナーシップ協定というものだそう。

環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉|外務省 (mofa.go.jp)

今、鈴木宣弘氏の『食の戦争』を読んでいるのだけれど、

読めば読むほど、パートナーシップが聞いてあきれます。

アジア地域の富を収奪するための協定だと思います。

しかも、言い出しっぺのアメリカは抜けてしまったというんだから・・・

規制緩和とは、「どうぞどうぞアメリカさん、日本で好きなように商売してください」とい

うもの。アメリカの巨大企業に、日本の中小企業が太刀打ちできるわけがない。

 

本分より一部抜粋します。

そもそもTPPとは何か。

その前身は、2006年にできたシンガポール、ニュージーランド、ブルネイ、チリによる

P4協定であるが、それをアメリカの多国籍企業が「ハイジャック」したという表現がわかり

やすいだろう。

当初は比較的小さな国々が関税撤廃やルールの統一を図って、

経済圏を一国のようにすることで国際的な交渉力を高めようとする意図があった。

しかし、アメリカの大企業は、格差社会に抗議するデモが世界的に広がり、規制緩和を

撤廃して自らの利益を拡大する方法がとりにくくなってきたのを打開するために、

次代の流れに逆行し、TPPによって無法ルール地帯を世界に広げることで儲けようとした。

ノーベル経済学者のスティグリッツ教授の言葉を借りれば、

TPPとは人口の1%ながらアメリカの富の40%を握る多国籍な巨大企業中心の、

「1%の1%による1%のための」協定であり、大多数を不幸にするものだ。

たとえ99%の人々が損失を被っても、「1%」の人々の富の増加によって

総計としての富が増加すれば効率的だという、乱暴な理論である。

・・・・政策・制度は、相互に助け合い支え合う社会を形成するためにあるが、「1%」の

人々の富の拡大にはじゃまである。

そこで、「対等な条件」の名のもとに、様々な仕組みを、

国境を越えた自由な起業活動の「非関税障壁」として攻撃する。

アメリカの民間保険会社が日本でシェアを拡大するには国民健康保険がじゃま、

相互扶助の共済の税制優遇がじゃま、

アメリカの製薬会社の利益拡大には薬価を低く抑える公定制度がじゃま、

アメリカの自動車産業界には軽自動車の優遇税制や日本の安全基準はじゃま、

アメリカの農産物輸出増加には日本の食品安全基準がじゃま、

学校給食に地元の食材を使う地産地消症例策も参入障壁だ。

先端医療保険市場の拡大のために混合診療を解禁しろといった具合である。

やめないなら、ISD条項で日本政府を投資紛争解決国際センターに提訴して損害賠償させ、

撤廃に追い込むぞという「切り札」で威嚇するのである。

                       以上 本文より抜粋

いやあ、もうね、やくざですよ、やってることが。

C国に対していくら偉そうなことを言ったって、

自分たちがここ数百年来やってきたことを見たら

傲慢、強欲、餓鬼という言葉がぴったりくると思う。

日本人の商売の仕方は、昔から「三方良し」といって

「売り手良し、買い手良し、世間良し」だった。

それが、カネの亡者。自分だけが弱い者から取れるだけ奪い取って、

「力の強い者が勝ち」なのだから、俺様の言う事を聞け!!という人達。

そして、そんなアメリカ様に自分たちの国を守ってもらわなければならない日本という国を

心底 惨めだと思う。

藤井聡先生がおっしゃるように、日本はもう既に植民地なのかもしれない。

自分たちの子孫に、どういう日本を残すのか、私たちには責任があると思う。

 

鈴木先生のおしゃっていることは、いちいち大いに納得のいくことで

これができていないというのは、日本人の「国を守る」という意識が

とても低いという事だと思います。

どうして、こんな当たり前のことが日本ではできないのだろうか。

国家的な戦略がない…これかな。

そう考えると、ここ数十年政権を担ってきた自民党ではダメなんだって

思えてきます。

かといって・・・・・