眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

埼玉県の条例案取り下げ

2023-10-11 | Weblog
子供の虐待を防ぐためと、とんでもない条例案を自民党が出してきました。

通常の過程では、国会と同様に、委員会で可決されれば、本議会でそのまま議決され、圧倒的多数の自民党議員の賛成で可決されるはずでした。

もとより、野党の女性議員は反対に回りましたが、委員会の多数を占める自民党の賛成多数で可決されました。

ところが、この委員会を構成する議員は、たったの11人しかおらず、
そのうち自民党の6人と、公明党の1人が賛成したわけです。

つまり、7人の賛成で、このようなとんでもない条例が、成立してしまいます。

今回は、埼玉県内だけでなく、県外の女性たちも、声をそろえて非難しました。

その声が届いたと言うと言うよりも、国の自民党本部から待ったがかかったのでしょう。

助かったのは、県議会の自民党議員でしょう。

これは、あとあとずっと怨嗟の声が残ったはずです。

本当に、埼玉県が、全国に恥をさらしただけでなく、安心して子育てができないところとして、ダメージを受けました。

少なくとも、賛成した委員会の7人には、議員辞職してもらいたい。

このようなことが起こるのは、埼玉県議会の選挙区割りにあります。

古い気質が残る県北部は、県南部の埼玉都民とは、全く違う気質、価値観を持っている人が、主流を占めます。

その選挙区は、一人区が50以上を占めるため、自民党の安定多数が、ずっと続いてしまうのです。

埼玉県の信用回復のためには、この選挙区を改めることが不可欠です。



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