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眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

F1雑感

2008-10-06 | Weblog
久しぶりにF1をテレビで見ました。
初めてのシンガポール、夜間の市街地でのレースに興味を持ちました。
モナコは、美しい街並だけでなく、非常にスリリングなレースが見られます。
残念ながら、それに比べて、非常につまらないレースでした。

まず、街並みが映えません。
金網に区切られたどこででも見られる密集したビル群の間を走る、
熱帯のため夜間レースになりましたが、スポットに映るような名所もありません。
レーサーの精神的肉体的な負担はたいへんだったと思います。

公道ゆえに、各所に凸面となる道標が埋め込まれており、そこで何台かが
ハンドルをとられクラッシュしていました。
レースが出来る道路状態ではなかったようです。

レースは、クラッシュによるイエローカーが何回も入ったため、
マシンの性能ではなく、レーサーの経験と老練さが決め手になりました。
そんな中、中嶋Jrが8位入賞を果たしたのは立派でした。

昔、「赤いペガサス」という漫画がありました。
作者は、「六三四の剣」、「龍-RON」の村上もとかです。
初めて、日本人レーサーがF1に挑むというストーリーです。
その頃は、日本人がF1に出るということは、まだ夢物語でした。

その後、本田が技術、資本参加し、活躍したのも、懐かしい過去になりました。
日本の企業が、F1に参画した頃により、日本人にもF1レーサーへの道が開けました。
しかし、本人の全くの実力と言うことは少なかったようです。

トヨタも参画するようになり、日本人レーサーも増えました。
しかし、他のF1チームから走らせるなというクレームが出るレベルの
レーサーもいて、さらにアグリも撤退を余儀なくされました。
そんな中、ポイントをコンスタントに稼ぎ出す中嶋Jr現れました。

F1レーサーの中で、どれだけの力があるかは、率直言ってわかりません。
しかし、あの過酷なシンガポールで、我慢して入賞したのは、やはり
これまでの日本人レーサーとは違って、期待が持てます。
しばらく、成長を見たくなってきました。



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